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羊香味坊_トップ

夫婦で「パンダ好き」の私達は、休日を中心に上野動物園へ訪れています。
大体お昼前後に入園し、「ランチはどうする?」という話をしながら観覧列に並んでいることが多いです。

アドベンチケット_上野動物園

羊香味坊_シャオレイ

ランチは園内で済ませることもありますが、せっかくの休日だし「ちょっと一杯呑んでいきたいね」ということになることも。

先日もそんな会話を経て、御徒町方面でずっと気になっていたお店へ行ってきました。

「羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)」―好きな人にはたまらない羊肉料理がメインのお店です。
某人気ドラマでも訪れていたお店として、知っている方も多いことでしょう。

今日はこちらのお店のレビューをお届けしたいと思います。

羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)店舗概要

住所:〒110-0005 東京都台東区上野3丁目12-6
電話番号:050-5890-6076
営業時間:[平日] 11:00~23:00(22:30 L.O.)
[土] 12:00~23:00(22:30 L.O.)
[日・祝] 12:00~22:00(21:30 L.O.)
定休日:なし
カード可/電子マネー可/QRコード決済不可

JR御徒町駅「南口」から5分ほど。

近くには上野松坂屋やPARCO ya、「駅前広場」など・・・上野動物園のパンダをこよなく愛する方ならお馴染みのエリア(笑)
そうでなくても、この一帯はアメ横も近く日々賑わっているところ。
訪れたことがある方も多いかと思います。

羊香味坊_外観

「羊香味坊」へは行くには、少し路地裏に入っていくことになります。
飲食店、マンションなどが建ち並んでいる中で、白を基調とした建物が現れます。

羊香味坊_看板

建物の上部には「羊香味坊」と書かれた赤い看板があり、こちらを目印に探していただいたほうが分かりやすいかもしれません。

羊香味坊_内観1階a

座席数は全部で70席ほどあるようなのですが、印象としてはこじんまりしています。
奥には4~5名がけ可能な円卓もありました。

羊香味坊_座席

私達は2階席に通されました。

羊香味坊_内観2階2a

比較的コンパクトなテーブルが並んでいて、他のお客さんは多くても3名グループ。
予約なしで行くなら、特に少人数で行かれる方が入りやすいように見えました。

羊香味坊_内観2階

メニューは、テーブルの置かれた紙と壁に掲げられたボードから。
ボードの方には、その日のおすすめメニューがかかれています。

羊香味坊_レギュラーメニュー

羊香味坊_内観1階コメントアリa

前菜、点心、焼き物、炒め物、蒸し物、煮物、ご飯物・・・羊肉好きの私達にとっては「食べてみたい」と思うものばかり(笑)

羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)実食レビュー

羊香味坊_ビールで乾杯

まずは生ビールで乾杯(サッポロ黒ラベル、550円/税込 ※以下同 )。

羊香味坊_茹で野菜、田舎醤

前菜メニューから選んだのは、「茹で野菜の田舎醤で食べる冷菜(660円)」。

「田舎醤って??」という興味からオーダーしました。

お野菜は白菜と大根。
茹で野菜ということでしたが・・・大根は茹でていないような?シャキシャキ感!

田舎醤は口に入れるとまず強めの塩味を感じますが、発酵の香りがふわっと広がります。
茹で野菜に付けることによって、味噌の旨さがしっかりと際立って・・・これはお酒が進みます!

羊香味坊_薬味

「羊香味坊」では数種類の「薬味」がオーダーできます!

この「薬味」をラム肉料理にちょい足ししたり、お酒のアテにしたり・・・たしか井之頭五郎さんはご飯にもかけていました(笑)

メニューに書かれていたのは6種類(一皿55円)。

私達はこの中から「香菜(パクチー)」「山椒醤油」「焼き唐辛子の醤」「発酵唐辛子の醤」をいただきました(全種類行きたかったのですが・・・売り切れとのことでした)。

結果から言いますと、この薬味類・・・頼んだ方がいいです!
お料理をいただくときにちょっと足すだけで、より美味しさが増すんです!

これからご紹介するお料理にもぴったりでしたので、ご参考にしていただけたらと思います。

羊香味坊_水餃子

「羊香水餃(ラム肉とパクチーの水餃子、550円)」。

見た目からしてモチモチっとした餃子が5つ、黒酢が一緒に運ばれてきました。

お味は・・・そんなにラムやパクチーの独特のクセは感じられず、あっさりと食べれてしまいます。
黒酢をかけても美味しいのですが・・・「発酵唐辛子の醤」のちょい足し、また追いパクチーをしても!

羊香味坊_串焼き

「ラム串5本セット(1,100円)」。

串焼きは部位ごとに2本セットで頼むことができますが、こちらのセットは1本ずつ楽しむことができる、よくばりセットなのです。

内容は、ラムショルダー、ラムショルダー・キノコ、ラムレバ網油包み、ラムランプ・長芋、ラムネック・・・ラム好きには夢のような盛り合わせ!
クミンの香りも食欲をそそります。

羊香味坊_ラムレバ

とくに美味しかったのは「ラムレバ網油包み」。
全く臭みがなく、濃厚な風味だけど食べやすい!

牛や豚、鶏に比べても、あの「theレバ」的な味をあまり感じられなかったのが意外でした。

もちろんこの串焼きにも、薬味のちょい足しが合う♪
「発酵唐辛子の醤」は辛さの中にもまろやかさがあり串焼きにもぴったりでした。

羊香味坊_黒烏龍茶ハイ

ここでお酒を追加。
黒烏龍茶ハイ(440円)でサッパリと。

羊香味坊_ラムクミン炒め

「ラム肉炒め(クミン、1,100円)」。

ラム肉の炒め物は、他にもいくつか種類があるようです。
私達はクミン好きでもあるため、こちらを迷わずチョイス!

パクチーと玉ねぎと炒めたシンプルな炒め物。
ラム自体は一度揚げているようで、そのジャンキー感が◎

すこし山椒醤油を付けても美味しかったです!

羊香味坊_炒飯

シメに選んだのが、「ラムとパクチーの炒飯(990円)」。

さきほどの炒め物とちょっと具材がかぶっていたのですが・・・(笑)

しっとり系ではありますが、重くはありません。
ラムがゴロっと入っていて、玉ねぎがちょうどいいアクセント。

少し控えめなお味に感じましたが、シメには食べやすい。

山椒醤油をぱらっとかけたり、「焼唐辛子の醤」を足すのもおすすめです。

シメを一度頼んでから追加を考えようか・・・と言っていたのですが、この炒飯でお腹いっぱい。

後日・・・ランチメニューをいただきに再来訪

羊香味坊_外観2

初めて「羊香味坊」さんへ伺ってから数週間後。
ちょうど休みが取れたため、気になっていたランチメニューをいただきに平日昼に再来訪です(笑)

羊香味坊_ランチメニュー

この日のランチメニューは10種類。
どれも美味しそうです!

羊香味坊_ランチ内観

羊香味坊_ランチ内観2

平日昼ではありますが、お店には次々とお客さんが来店し活気がありました。

羊香味坊_ビールと黒烏龍茶ハイ
まずは生ビールと黒烏龍茶ハイで乾杯!
平日昼間のお酒は格別ですね(笑)

羊香味坊_お通し

お酒の次に「お通し」が来ました。
すこし香辛料が効いたセロリがさわやかで美味しい。

羊香味坊_油淋羊丼と半ラーメン

まず私が選んだ「油淋羊丼と半ラーメン(1,000円)」が着丼。

羊香味坊_半ラーメンアップ

半ラーメンには青菜、チャーシュー(羊肉だと思います)、酸菜がトッピング。
見た目からはどんな味なのか想像つかず・・・まずはスープをひと口。
羊肉の香りが口の中に広がりつつも、塩味のスープは少し薄味の印象。
なのですが・・・トッピングの酸菜と一緒にいただくとスープの上品さが際立ちます。

羊香味坊_ラーメン麺持ち上げ

麺は特徴的でした。
色は茶色系、食べなれているラーメンに比べるとしっかりとした麺。
ボソッと感はあるものの、クセはないため思ったよりも食べやすかったです。
現地ではよく食べられる麺なのでしょうか・・・経験値が上がりました!

羊香味坊_油淋羊丼アップ

「油淋羊丼」は見た感じボリュームがかなりありそうだったのですが・・・意外や意外、サラッと食べれちゃいました!
カラッと揚げられた羊肉に脂っこさはほとんど感じず、酸味強めのタレやレタス、パクチーのトッピングで最後までさっぱりといただけます。

羊香味坊_油淋羊丼アップ2

羊肉の臭みは全くありませんが、かかったタレがより食べやすくしてくれます。
そして、このタレには刻んだ山芋が入っているんです!
山芋のシャキシャキ感が新鮮で、結構クセになります・・・これはぜひおすすめしたいです!

最初は薄味に思っていた半ラーメンのお味も、この「油淋羊丼」といただくとちょうどいい塩梅でした。

羊香味坊_北京風煮込み定食

主人(よっしー)が選んだのは、「マトンの北京風煮込み定食(1,200円)」。
私のオーダーに比べると控え目な内容に見えますが・・・(笑)
ご飯と煮込み、そして煮込みにちょい足しできる薬味2種が運ばれてきました。

羊香味坊_煮込み具材

煮込みは、薄い塩味をベースにマトンと揚げ出し豆腐、そしてパクチーがトッピングされています。
マトンはじっくり煮込まれていて、特に脂身の旨味がたまりません。
でも臭みはほとんど感じず、スープも羊の出汁がしっかりときいています。

羊香味坊_薬味説明

右下の薬味は岩ノリのようなペースト状のつけだれで、塩味が強いお味。
煮込みの具材に少し付けながら食べると、味がキュッとしまってより美味しさが引き立ちます。

左上の方は、唐辛子が浮いたオイルですが辛みは控えめ。
こちらは煮込みへかけてあげると、旨味がアップして◎

羊香味坊_煮込みご飯入れ

終盤は残りごはんを煮込みの中へ。
これが美味しくて・・・スープはもちろん完飲です(笑)

まとめ

気に入ったお店があっても、短期間で再来訪することってあまりないのですが・・・羊香味坊さんについてはそれほどハマってしまいました!

「羊肉が大好き」という方にはぜひぜひ行っていただきたいお店ですし、食べたことない羊肉料理ばかりできっと何度も行きたくなるのではと思います(笑)

羊香味坊_ワイン冷蔵庫

こちらのお店では、ワインにもこだわりが。
冷蔵庫にワインがたくさん用意されており、ご自身で選ぶスタイルをとっているとのこと。
美味しいワインとともに羊肉料理を味わうことができるのも大きな魅力の一つのようです。

またお店を運営している「味坊集団」さんは、他にも多数お店を展開されており、本場の中国東北料理を楽しめるそう。
ご興味はある方はこちらのサイトでチェックしてみてください。

 

🌸よっしー妻 記🌸