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白焼き

初詣の参拝数とうなぎで有名な千葉県成田市。
本記事ではこの地で本店をはじめ数店舗をかまえるうなぎの有名店、川豊を実食レビューします。

今回訪問したのは川豊別館。
成田山新勝寺参道沿いの本店ではなく、美しい庭園と個室を備えゆったりとくつろげる別館にて食事をいただきました。

結論から申し上げますと定期的にリピートしたいおすすめのお店です!

それではさっさくレポートを始めます。

川豊 別館 店舗概要

住所:千葉県成田市東町113-1
電話:0476-22-2727
アクセス:JR成田線 成田駅徒歩15分/京成本線成田駅徒歩10分

営業時間:
昼の部(平日) 11:00~15:00(L.O.14:30)/昼の部(土日祝) 11:00~15:30(L.O.15:00)
夜の部 16:30~21:00(L.O.20:30)

支払い:現金かPaypay(クレジットカードの利用不可)

定休日:月曜日(祝日の場合は営業、火曜日休み)
駐車場:有り 20台(バスの駐車は不可)

タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》



店舗外観

JR、京成それぞれの成田駅から少々歩くことになりますがその労もあまりあるほどおいしい食事がいただけます!

こちらは店内の様子。

まずは入口で検温と消毒を。

検温消毒

夜の部の口開け(16時半)に一番乗りしました。

店内1

17時になるころには個室席以外はほぼ満員になっていました。
さすが名店ですね。

さて、ぼくたち夫婦が通されたのは個室「桜」。
数寄屋造りの小部屋にテーブルと椅子で食事ができます。

個室桜

目の前にはうつくしい庭園が。
この日は風の通りも心地よく、窓を全開にして食事をいただくことに。

庭園

川豊の会席コース 実食レビュー

この日いただいたのは会席コース(ひとり税込5,500円)に別注文の上白焼き一尾(3,600円)とビールと冷酒。

ちなみに会席コースは事前予約が必要です。
というのも会席コースをオーダーすると自動的に個室でいただけるようになっており、部屋の数にも限りがあるため予約が必要とのこと。

それではさっそく実食レビューにまいります。

会席コースのラインナップは以下の通りです。
先付、前菜、蒸し物、お造り、焼物、揚物、ご飯、甘味

ご飯もののうな重(うなぎ1/2尾)やきも吸以外は季節によりそのメニューは変わってきます。

ちなみに今回いただいたのは6月のメニューになります。
料理をいただく前にビール(638円)で乾杯です!

ビール

先付と前菜

先付と前菜

先付は玉蜀黍(とうもろこし)豆腐(上写真左下)
わさびをピリッときかせた小粋な先付。
豆腐のなめらかさととび子のプチプチ感の対極的な食感が楽しい。
そしえなによりこのだしがうまい!

だしがおいしいとこの先にでてくるメニューのできばえはおいしいに決まっています!

前菜は5種。
見た目も鮮やかな小鉢の数々ですね!
上の写真の左上から時計回りに魚素麵とじゅんさい、六方芋白煮と鮎山椒煮、炙りホタテとモロヘイヤのおひたし、烏賊雲丹和えになります。

なかでも鮎の煮方と六方芋やおひたしが滋味深い。
お酒が進むことはもちろん、やはりだしのうまさが目を引きます。

うなぎで有名な川豊ですが、日本料理店としてもぜひおすすめしたいです!

蒸し物

豆乳茶碗蒸し
具材は海老や銀杏、鶏肉などが入ったスタンダードなものですが、たまご液とはまた違った豆乳の滑らな舌触りにびっくり!

茶碗蒸し

これはぜひたべてもらいたいです!

上白焼き

そして別注文の白焼きも到着です。
みためからもふわふわ感がつたわってきますね。

わさびかしょうがどちらでもいただけます。

白焼き

ぼくのおすすめはしょうが。
白焼きの上品な味わいをにしょうがの香りがいい具合にひきたててくれますね。

このあたりで日本酒(冷酒・968円)もいただきましょう。

日本酒

お造り

この日のお造りは、鯛、かんぱち、鮪。
マグロは赤身、トロの両方がいただけました。
もちろん日本酒で。

つくり

あっさりめの鯛やマグロの赤身とこってりとしたトロやカンパチのコントラストがいい選択ですね。

焼物

スズキをねぎ塩焼きにしたもの。
小ぶりですが身がとても引き締まっており、うなぎ以外ではこのコースいち押しのひとさらです。

スズキ

もやしとの相性もよく、皮目もすべておいしくいただけますよ。

揚物

海老と丸なすの揚げ出しです。
揚げ物というとあたたかいメニューが頭をよぎりますが、初夏ということもありこの日は冷製でした。

あげもの

海老の歯ごたえやナスの揚げ具合もちょうどよくみぞれおろしとのマッチングもよし!
そのうえ冷製だからこそ、その真価が問われるだしの旨味も申し分なしでした。

ご飯

そしてお待ちかねのうな重と肝吸い。
漬物はきゅうりの浅漬けとたくあんでした。

うな重

うなぎが1/2尾と少ないかも?と思われたかもしれませんが、いやいやどうしてこれまでの満足感も大きく、これくらいの量のうな重で十分です。

なぜならうなぎのかば焼きそのものもうまみが濃厚で、コース料理内でおいしく味わえるよう分量になっています。

うな重アップ

また何度も言うようですが、きも吸いもだしがうまい!
しかもたっぷりと入っていますからごくごくと飲みごたえもあります。

きもすい

甘味

この日の締めはマンゴーソースのかかった杏仁豆腐。
ツルツル系というよりはプルンプルン系の杏仁豆腐ですね。

杏仁豆腐

うな重などでこってりとした口の中をとてもさっぱりとしてくれます。
このデザートの内容も絶妙ですね。

板長さんに最敬礼です!

まとめ

はじめは川豊で看板メニューのうなぎだけを食べることも考えていました。
しかし会席コースにして正解です!

事前予約が必要になるものの静かな個室でゆったりと食事もできました。
また、行儀は悪いのですが、食事の合間に庭にでて夕方の心地よい風にあたったりと、自分たちのペースで食べられたのがよかったです。

人気店のため表側の方ではお客さんが次々と出入りをしていましたが、個室の方ではそのような喧騒は一切なく、自分たちの時間が過ごせました。

そして食事代もとびぬけて高いわけではありません。
会席コース2人分と上白焼き、生ビール2杯、冷酒1本そして個室での食事ができて税込み計約17,000円。

このコロナ禍での久しぶりの外食ととらえたら十分納得してもおつりがくるくらいおいしかったです。

今回はヒルトンホテルの「ホテル修行」の夕食のひとつとしてこちらのお店を訪問しました。次回はぜひ川豊に食べに来るためにヒルトンホテルに宿泊したいと思います。

ヒルトンホテルからも成田駅まで無料シャトルバスが出ていますので、ぜひ食べに行ってみてください。

おすすですよ!

追加情報

ふるさと納税にも参加されています。
遠方の方はこちらで楽天ふるさと納税経由で川豊のうなぎを楽しまれることもおすすめです!