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上野動物園にジャイアントパンダのシャンシャンを見に行ったあと、上野界隈で食事を取るのがぼくたち夫婦のルーティンです。
これまで本ブログでは上野界隈のおすすめランチの店として以下の2店舗を紹介してきました。
そして今回は3店舗目の紹介を。
洋食ならここ!ということでおすすめいしたいのがハンバーグで有名なつばめグリルです。
お店の正式名称は「GRILL1930つばめグリルアトレ上野店」になります(以下、つばめグリル)。
GRILL1930つばめグリルアトレ上野店 店舗概要
住所:東京都台東区上野7-1-1 アトレ上野 レトロ館 2F
電話:03-5826-5809
営業時間:11:00~23:00
日曜営業
定休日:不定休(アトレ休業日に順ずる)
カード可
つばめグリル 実食レビュー
前菜として食べたもの
まずはメインメニューいただく前に軽く乾杯を!
黒ビール(690円・税抜・以下同)
ハーフ&ハーフ(690円)
おつまみにニシンの酢漬けつばめ風(620円)をいただきました。
こちらのニシン、皮目が生々しく見た目で食べづらいという方もいらっしゃるかと思います。
しかしひとくち入れるとニシンの酢漬けされたうまみが口の中に広がります。
その実のジューシーさはなかなかのもの。
ぼくたちはビールでいただきましたが、白ワインに合わせた方がより旨味が引き立ちましたね。
上の写真ではニシンの裏に隠れている固めにしぼられたザワークラウト、練りからしとともにいただくとさらにいっそう旨味がでます!
このようにつばめグリルはストレートに食事をとるだけでなく、ちょっとしたアペタイザーでお酒も楽しむことができるお店です。
さてここからはお店を代表するメニューのレビューを始めます。
つばめ風ハンブルグステーキ
つばめグリルでいただけるハンバーグの正式名称はハンブルグステーキ。
なかでもお店の名前を冠したつばめ風ハンブルグステーキはぜひ一度食べていただきたい逸品です!
お値段は1,320円。
こちらにごはん、味噌汁、サラダのセットをつけて都合1,900円。
下の写真は最初に出てきたサラダです。
クレソンがのっているところが彩りよくしていますね。
最初メニューを見た限りではちと高いかな、とも思ったのですが出てきたものを見てそんな気持ちも吹っ飛びました!
こちらがメインのつばめ風ハンブルグステーキです。
スタッフさんがこのアルミホイルをさっと割いた向こうには得も言われぬ肉肉しいハンバーグが!
香ばしいにおいが鼻をくすぐり、食欲をそそられずにはいられません。
実はこちらのハンバーグのひき肉は、鮮度を落とさないよう各店舗でミンチにしているようです。
新鮮な牛と豚をハンバーグの黄金比率でもある7:3でこねてから焼き上げたものはおいしいに決まっています!
そしてソースのかわりにハンバーグをおおう自家製ビーフシチューがまさにつばめ風!
ハンバーグとビーフシチュー、それぞれが己の縄張りをもって競い合っている者同士が手を取り合うとこんなにうまくいくものなんだ!といういい例ですね。
プロ野球なら王と長嶋、サッカーならメッシとロナウドといったところでしょうか。
さらに加えてよいところはごはんとお味噌汁でこのハンバーグをいただけるところです。
ハンバーグ+ビーフシチューならパン&スープでいただきたくなっても不思議ではないのですが、つばめ風ハンブルグステーキはごはんに合う!
ここにもつばめグリルが提供してくれる日本の洋食の矜持を感じました。
ヒレカツ
そして妻がオーダーしたのがヒレカツ(1,200円)。
ごはんとお味噌汁をセットにして1,580円でした。
ハンバーグが有名なつばめグリルですが、はたしてトンカツはどうなのでしょうか?
一抹の不安も感じながら待っているとやってきたのがこちら!
形のよいヒレカツが5切れ。
きれいに盛り付けられたキャベツのわきには和からしとレモンが。
ぼくもひと切れいただきました。
ひと口食べると…豚ヒレ肉のうまみがじゅんわりときます!
ころももサクサクで、とんかつ専門店と同等、いやそれ以上のものをいただいたように思います。
あっさりしたとんかつを食べたい方にヒレカツは向いていると思いますが、ともすれば味もそっけもないものにあたることもままありますよね。
しかしつばめグリルのヒレカツはヒレ肉の特長でもあるあっさり感をたもちつつもシューシーさもあわせもつという二物をもったとんかつです。
それがこのお値段(単品で1,200円)でいただけるなんて、なかなか巡り合うものではないですね。
このメニューもぜひ食べていただきたい逸品です。
つばめグリルまとめ
調べてみるとつばめグリルでは原料となる牛や豚を一頭買いしています。
その上名物のハンブルグステーキの場合、セントラルキッチンにはその日に使用する量だけのお肉が納品され、かつ、味や品質をクリアしたものだけが使用されるという念の入れようです。
合格したお肉はスジや脂を取り除き、8cm角程度の大きさにカット。
それから複数頭の肉をブレンドした状態で各店舗に配送という流れになっています。
なぜセントラルキッチンでお肉をひき肉にまでしないのか?
それは肉をひき肉にすると劣化が早く味が落ちるから。
それゆえひき肉から先、焼き上がりまでの最終工程は肉の鮮度を保つため各店舗にて調理するという段取りです。
いい素材をいい状態で調理し、お客様にサーブする。
その結晶があのうま味の深いハンブルグステーキを作っているのですね。
そのようなハンバーグがかなりのボリュームもありつつこのお値段でいただけるのは良心的だといえるでしょう。
これでまた上野動物園後のランチスポットがひとつ増えました。
あなたもぜひ上野界隈で「ハンバーグが食べたい!」と思ったときには、ぜひつばめグリルを思い出してください!