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先日2泊3日でインターコンチネンタル東京ベイに宿泊した際、ゆりかもめで1本で行けることもあり豊洲市場にお寿司を食べに行ってきました。
うかがったのは寿司処 やまざき。
当初からこのお店を目当てに食べに行ってきた次第です。
寿司処 やまざき店舗概要
住所:東京都江東区豊洲6−6-1 管理施設棟3階
TEL:03-6633-0215 ※電話にて予約可能
ゆりかもめ 市場前駅から徒歩3分
営業時間:7:00~14:00
定休日:豊洲市場内休日に準ずる
カード可
なぜやまざきさん一点絞りで行ったのか。それはとあるニュース番組の中の特集枠で偶然こちらのお店が取り上げられているのを見たからです。
このコロナ禍で客足が遠のく中、新メニューを生み出すことでこの難局を乗り切ろうとする奮闘記をまとめたものでした。
そしてその中で紹介されていたお寿司がとてもおいしそうだったのです!
そしてもうひとつの理由はクレジットカードが使えたから。
クレジットカードが使用できる豊洲市場内の飲食店は意外と少ないです。
とういことで寿司処 やまざきの実食レビューです!
寿司処 やまざきの実食レビュー
今回いただいたコースは2種。
どちらもにぎりです。
ひとつは「おまかせ」コース(6,000円税込・以下同)。
もうひとつは「菊」コース(4,000円)
それではお寿司の前にビール(700円)で乾杯!
そのごすぐに日本酒(真澄・700円)へチェンジです。
おまかせコース、菊コースともまずはたまごをいただけます。
甘口のたまごですね。
おまかせ
以下、おまかせのラインナップです。
(大トロだけ写真が抜けておりすみません。大トロの切り身の重ねにぎりでした)
見た目も美しいにぎりも入っています。
きんめだい
かわはぎ
ホッキ貝あぶり
白いかうにのせ
ボタン海老
サンマ(2種キモ・ゆずこしょう)
大トロ(写真を撮り忘れました。)
のどぐろ柚子胡椒のせ
いくら甘えびあえ
ウニ中トロまき
アナゴ(塩・タレ)
菊
こちらはレギュラーコースの中では最上位にあたるコースです。
ぶり
はた
赤貝
白いかゆずしお
車エビ
あじ
中トロ
大トロ
いくら
バフンウニ
アナゴ(塩・タレ)
どちらのコースも最後のお寿司数貫とともにお椀をいただきました。
寿司処 やまざき まとめ
「どのネタもうまい!」の一言につきます!
そして食べている時に気づいたのが、すべてのネタに一切醤油をつけることなくいただきました。
もちろん大将から「そのまま食べてください」と言われ、そのようにいただいたのです。
が、意外とこういった食べ方は初めてです。
もちろん漬けや塩などあらかじめ味がつけられている寿司ネタは、供されたものをそのままいただいています。
しかし握られたお寿司にあらかじめ少しの醤油がかけられたネタが終始出てきたのは初めてです。
それがまたいちいち美味しい!
今回は「おまかせ」「菊」と2種のコースをいただいたのですが、初訪問の方にはまずは「菊」をおすすめします。
「菊」でそれぞれの寿司のうまさを堪能した後に、「いか+うに」や「のどぐろ+柚子胡椒」など、お店の合わせ技にぎりもあるおまかせのお寿司をいただいたほうが、そのおいしさがより楽しめると思いました。
おまけの知識
おいしいお寿司をいただきながら大将とのお話も楽しませていただきました。
ニュース映像で見たお店の新メニューについて、店内に飾られている棋士のみなさんのサイン色紙について、そして魚の旨味について。
中でも魚の旨味についてのお話はとてもためになりました。
ひとことで言うと「魚はとれたてが必ずしもおいしいわけではない」ということです。
とれたてのいわゆる新鮮な白身魚をその場でおろして寿司にしても、味がしない。
これまたとれたてのマグロなどの赤身をその場で寿司にしても、ゴリゴリした食感しかしない。
つまりどちらも「新鮮」ではあるものの寿司の体が取れないということです。
白身魚にせよ光物や赤身の魚にせよ、大切なのはその魚のうまみ成分をしっかりと出してあげること。
そのためには適切な温度管理のもと、必要な時間寝かせることが大切なんだそうです。
寝かせる時間はお店によってさまざまなようですが、「おろしたて=新鮮=おいしい!」というわけではないことは共通して言えることでしょう。
このお話をうかがって目からうろこでした。
どうしても産地直送の新鮮でおろしたてがおいしいと思いがちですが、きちんとした衛生状態と温度管理をほどこされたお魚の方がずっとおいしい!
これからお寿司屋さんに入るときはこのような視点でネタを見てみるのもいいかもしれないな、と思いました。
とまれ豊洲市場の寿司処やまざきさん、再訪します!