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日本最大級のチャイナタウンである横浜中華街。
敷地内の店舗数は500店以上をほこります。
そのうち中華料理店だけでも大規模店から個人店、高級店から庶民派なお店まで200店舗以上がひしめき合っています。
そこで本記事では数ある中華料理店の中から、あなたが「間違いのない味」を楽しめ、かつ以下のようなメリットが得られるようなお店とコースメニューを実食レポート付きでシェアいたします。
・スタンダードなメニュー構成で、安定したおいしい味を楽しめる
・ひとり3,000円ほどで満足のコースが注文できる
・老舗のお店なので本格的な中華料理を食べられる
・ご家族での食事からデートまで幅広いシチュエーションでだれでも楽しめる
今回あなたにご紹介したいお店は四五六菜館(すごろくさいかん)。
老舗の中華料理店のひとつでもあり、2021年には60周年を迎えます。
現在中華街にて4店舗展開しているのですが、今回おすすめしたいのは本館限定のコースメニューです。
それではおすすめするコースの詳細を訪問・実食レビューしてまいります。
目次
四五六菜館 【本館限定】お気軽コースの詳細レビュー
コースのメニューラインナップはこちらになります。
ちなみに2名以上の注文になります。
1.本日の前菜
2.大海老のチリソースまたは大海老のマヨネーズソース
(どちらか選択 ※1グループいずれか1種類の提供)
3.北京ダック
4.手毬餃子
5.四五六小龍包
6.四五六麻婆豆腐
7.五目炒飯
8.海老みそ入り春雨スープ
9.杏仁豆腐
この9品をいただいてひとり2,980円(税別・以下同)
こちらがメニューの写真です。
一品ごとの写真をみるかぎりでは「これで満足できるのかな?」という量に見えますよね?
でもさすがそこはプロ!
この量なら一般的な成人でしたら十分満足できるのです(食べざかりの中高生なら話は別ですが。笑)!
まずはビール(ジョッキ@700円)でお疲れさまです!
本日の前菜
ぼくたち夫婦がいただいたのはクラゲの冷製、チャーシュー、蒸し鶏の冷製の3種盛りでした。
クラゲの冷製はきくらげと合えた海山両クラゲ。
コリコリ感がたまりません!
こちらのチャーシューは四五六チャーシューといい、中華街でも人気の逸品で、肉のうまみと芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
そして蒸し鶏のやわらかさといったらないですね。
そのまま何もつけずに召し上がることをおすすめします!
大海老のチリソースまたは大海老のマヨネーズソース
今回はチリソースでいただきました。
1グループで一種のみの選択になります
写真のように大きめのエビがひとり1個。
第一印象は「少ないな~」と思ったものの、いざ口にするとその満足度は計り知れません!
ひとり1個で十分なのです!
エビの食べ応えはもちろん、チリソースの酸味と辛みが絶妙でエビからもソースからもうまみが十分味わえます。
そしてここで紹興酒の熱燗(@650円)にチェンジ!
北京ダック
久々の北京ダックです。
シャキシャキの白髪ねぎときゅうり、パリパリの北京ダックに甘めのたれを合わせて巻くと紹興酒がすすみますね!
コースの一品としてちょうどいいアクセントになっています。
手毬餃子
横浜中華街の点心品評会でも銀賞を受賞した四五六菜館の手毬餃子。
見た目は小ぶりですが、その味は濃厚でありながら上品な味わいです。
豚ひき肉が中心となる餡の中に海老の切り身が効いています!
今度はこちらの餃子とビールだけで一杯やりたくなりました。
他のテーブルからも単品でこの餃子をオーダーしているお客さんがたくさんいらっしゃいましたよ。
四五六小龍包
そして2品目の点心は四五六小龍包。
なんと点心品評会に金賞受賞!
たしかにこのジューシーさはすごいですね。
この写真で伝えられればいいのですが、やはり一度は食べてもらいたいです!
四五六麻婆豆腐
そしていよいよコースも佳境に。
まずは四五六麻婆豆腐。
四五六菜館は上海料理なので、四川麻婆豆腐のようなしびれと辛みのパンチがあるわけではありません。
それが逆に老若男女にうける一皿かと思いました。
ほどよい辛さながらもコクのある旨味が食欲をそそり、麻婆豆腐自体が進むことはもちろん、しめのチャーハンへと胃袋を加速させてくれます。
五目炒飯
こちらのチャーハンはパラパラややしっとり系の絶妙のポジションをとっています。
完全にパラパラしているわけではなく、かといってしっとりしすぎてもいません。
だからとても食べやすい。
ごろごろとした具材も米にからんでうまみが二重三重に味わえますよ。
写真を見てお気づきかもしれませんが、こちらのチャーハンで使用しているチャーシューは、そう、四五六チャーシュー。
前菜でも食べられるあれですね。
うまいに決まってます!
海老みそ入り春雨スープ
今回ぼくたち夫婦が驚きそして満足度が大きかったのが、実はこちらのスープなんです。
ここまでエビのだしがしっかりと出た中華スープはこれまで味わったことがありませんでした。
ひと口飲むと、エビの芳醇な香りが楽しめるだけでなく、濃厚なエビみそのうまみが口の中をいっぱいにしてくれます。
スープが濃厚だからこそ、具材が春雨なのも納得。
春雨にここまでうまみをもたらしてくれるとは驚き以外の何物もないでしょう。
これはプロにしかできない味ですね。
杏仁豆腐
そしてラストは杏仁豆腐。
見た目もまさに豆腐で、これまでの個性ある8皿で踊った胃袋と舌をきれいに整えてくれる一品です。
お腹いっぱいでなければ、おかわりしたかった!
四五六菜館本館 店舗概要
住所:神奈川県横浜市中区山下町190予約・
電話:050-5593-7878
みなとみらい線 元町・中華街駅 2番出口より徒歩5分
JR京浜東北線・根岸線 石川町駅 北口より徒歩8分
営業時間:
平日/11:30-22:00 (L.O. 21:00)
ランチ11:30-17:00 (L.O. 16:30)
土曜/11:00-22:00 (L.O. 21:00)
日祝/11:00-22:00 (L.O. 21:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
1階フロアでいただきました。
1階奥には円卓があり、大人数でも食事が可能です。
また、2階と3階には個室も完備しています。
まとめ
今回のコースの料理は、どちらかといえば最初に見たメニューの写真のように少なめの量でサーブされました。
しかし食べ終わった時の満足感は半端ありません!
お腹いっぱいであることもさることながら、ひと皿ごとのバラエティに富んだうまみが、またこの店に来たいな、と思わせてくださいます。
「お気軽コース」という名のごとく、気軽にお店の自慢の一品を少しずつそして数多くいただけます。
こういったコースは実はありそうでなかなかないメニュー構成ですね。
辛すぎず甘すぎず、スタンダードなメニューながらも他の店では味わえないうまみと香りが楽しめる四五六菜館の「お気軽コース」。
ひとり税込み3,000円少々で楽しめるとあれば、ちょっとした会合からデートまで気軽に楽しめますよ。
ぼくたちはこのコースに生ビール2杯と紹興酒をつけて合計約9,000円で楽しめました。
もしあなたが横浜中華街デビューでしたら、こちらのコースで食事をとるのもおすすめかと思います。
ぜひご検討ください!