本記事には広告が含まれています

tyo-nrtトップ

実は過去2回わたって本ブログにて東京駅から成田空港へ向かうには高速バスがおすすめ!と推してきました。

しかしなんと、上記の記事でおすすめしていた京成バスグループが運行する「東京シャトル」とJR高速バスと平和交通グループが運行する「THEアクセス成田」がこの度統合し、新たにAIRPORT BUS 「TYO-NRT」 (エアポートバス東京・成田)として2020年2月1日より運行を開始しました!

そこで今一度、東京駅―成田空港間の移動手段として高速バスがいかに便利でコストパフォーマンスに優れているかを運行本数や時刻表、運賃や所要時間の観点からみていきます。

料金について

料金は一律1,300円です(早朝・深夜便を除く。2021年3月に料金改定)。

京成スカイライナー(2,600円強)や成田エクスプレス(3,000円強)、リムジンバス(2,800円)と比較するまでもなく、圧倒的に安いですね。

特に航空会社にLCC便を使って旅行をされる方にとっては、成田空港までの移動に費用をかけることなく動くことができるので魅力です。

統合後に成田空港から沖縄旅行へ出かけたぼくたち夫婦も、もちろんAIRPORT BUS 「TYO-NRT」を利用しました!

乗車場所・乗車方法について

今回の統合により東京駅発成田空港行のバスに関しては、元THEアクセス成田が利用していた東京駅八重洲南口の高速バス乗り場に統一されました。

地図

7番:自由席用バス
8番:予約用(座席指定済み)バス

と従来の7番乗場一枠だったバス停も増設し、スムーズな運航を目指しているようです。

※2023年現在、予約は受け付けておりません。

 

tyo-nrtトップ

事前予約なら必ずトイレ付きのバスに乗車できます!

Webから事前予約をされたい方は下の図のように「指定便予約はこちら」から予約をすることができます。

今回ぼくたちも「指定便予約」を利用したのですが、このボタンの遷移先がバスタ新宿から箱根仙石原に行くためによく利用している「高速バスネット」になっていました。

高速バスネットからの申込方法は下の記事をご参照ください。

なお、予約できる便は午前6時から午後17時40分までの毎時00分、20分、40分に発車するバスになります。

なお、こちらの事前指定便(予約便)には必ずトイレがついていることもメリットですね。

当日乗車ももちろん可能です!

今回ぼくたちはWebからの事前予約をせず、あえて当日券にて乗車をしました。
今「当日券」とはお伝えしましたが、正確にはバス乗車時に交通ICカード(今回はPASMO)を機械に読み取らせるタッチ方式です。

路線バスなどでも「ピッ」とできるあれですね。
つまり窓口などでチケットは購入していません。
そんなところも路線バス感覚で気軽に乗車できるところですよ。

ちなみに事前予約、当日支払いに関わらずバスのトランクに積み込める荷物はひとりスーツケース1個で、3辺の和が158㎝以内のものになります。

所要時間について

東京駅からの所要時間は以下の通りになります。

成田第3ターミナル:62分
成田第2ターミナル:65分
成田第1ターミナル:70分

とはいえバスの性質上、所用時間は道路状況に左右されることも多いですから、時間に余裕をもった行動をおすすめします(ぼくたちは今回午前10時10分東京駅のバスターミナルを発車し、予定より10分弱のおくれで成田第2ターミナルに到着しました。下の写真は成田第2ターミナルに到着した時の光景です)。

到着模様

でもたった1,300円で乗れ、たとえフライト時間より相当早くついてたとしても空港でゆっくりできることを考えれば、高速バスを選択する価値は十分にありますよね。

運行便数について

そしてもっとも気になる東京駅から成田空港へ向かう運航便数についてです。
コアタイムになるであろう午前6時から午後6時までの12時間は、毎時間9本のバスが運行しています。
(現在はコロナウィルス対策により、時刻に変更があります)

つまり9×12=108のバスが東京駅から成田空港へ向かって走っているのです。
この便数は圧倒的ですね。

例えばあなたが当初想定していたバスに乗り遅れたとしても、コアタイム内なら10分後には次の便に乗れるということ。

これもまた安心材料のひとつですね。

時刻表

車内環境について

車内環境についてはこれまでの「東京シャトル」や「THEアクセス成田」とかわりません。

車内

スマートフォンの充電は可能です。
WiFiも利用できます(今回ぼくたちの乗車した車両は京成バスでした)。

WiFi説明書

まとめ

「東京シャトル」と「THEアクセス成田」が統合したことで、京成バスやジェイアールバス関東をはじめとする都合8社のバス会社がAIRPORT BUS 「TYO-NRT」 (エアポートバス東京・成田)というひとつのブランドでまとまりました。

このことで東京駅から成田空港へ向かう移動手段がさらに便利になります。
これもオリンピック効果と言えるかもしれませんね。

とまれ、一消費者としてこの利便性を十分に受け取らせていただきつつ、快適な旅行をしていきたいです。

高速バスでの移動はおすすめですよ!