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京成バス

公共交通機関を使って東京から成田空港へ行く手段としては大きく2種類に分かれます。
バスと電車ですね。

そこで本記事ではぼくがもっともおすすめする成田空港への移動手段をご紹介いたします。

今回主要な交通手段を検討する際、以下のふたつの点から評価しました。

ひとつはコストパフォーマンス。
もうひとつは所要時間。

今回は条件をなるべく同等にするため「東京駅から成田空港」へ行くという想定で各交通手段の評価を進めてまいります。

何がもっともおすすめの交通手段なの?

結論から言いますと、コスパと所用時間の両面からかんがみても、東京駅八重洲口から発車している京成バスがもっともおすすめです。

 

2020年2月1日、京成バス(東京シャトル)とTHEアクセス成田が統合され、日本最大の空港連絡バス「TYO-NRT(エアポートバス東京・成田)」が誕生しました!

乗車レポートをアップしましたのでそちらをご覧ください!

 

 

なぜなら何といってもコスパのよさがあげられるからです。
今回比較対象にした他の三通りの交通手段と比べても圧倒的に安いですよ。

<東京駅~成田空港間の移動手段別の費用一覧表>

移動手段 費用
京成バス 900円(2日前までの予約)
リムジンバス 2,800円
成田エクスプレス 3,072円
京成ライナー(日暮里経由) 2,664円

 

そして実は所用時間の面からみても他の交通手段にひけを取りません。

移動手段 所用時間
京成バス 約60分
リムジンバス 約80分
成田エクスプレス 約60分(乗り換え時間含)
京成ライナー(日暮里経由) 約60分

このふたつの表をみていただいても京成バスがいかにコスパも所要時間もお得かが理解していただけるでしょう。

そこで次からは東京駅から乗車できる京成バスについての停留所の場所や乗り方などをお伝えしていきます。

京成バスの乗車口(東京駅八重洲口発着所)へ行き方は?

京成バスの東京駅八重洲口発着所への行き方は以下の通りです。

下は京成バスHPからの地図になります。
地図右側の東京駅3番乗り場が該当の場所です。

利用しやすい2つののりば 徒歩約10分!

 

こちらは乗り場です。

乗り場

東京駅八重洲北口からも外堀通りをはさんではす向かいにあります。
八重洲北口を出てすぐ正面のビル群の左手上方を見てください。
下の写真のように大きく乗り場の看板が出ています。

目印

また、乗車口うしろには待合室もあります。
暑いとき、寒い時も安心です。
格安だからといってサービスがぞんざいなわけではありませんね。
ただしお手洗いはありませんのでご注意願います。

待合室

そしてこちらが乗車するバスです。
車内にもトイレはありませんので事前に済ませておきましょう。

京成バス

チケットの取得方法と乗り方

おすすめは2日前までにネットで予約することです。
通常1枚1,000円のところ900円で予約ができます。
そしてなによりのメリットが先行乗車ができるということ。

このバスは自由席です。
ということは先に乗るお客さんの方が席を自由に選べます。

そして予約したお客さんが優先乗車できるルールになっています。
ライブハウスの入場方法に似ていますね。

つまりネット予約をしたお客さんの方が運賃が安くなるばかりか、好きな席に座ることができるのです。

ひょっとしたら席なんてどこでもいいよ、と思われるかもしれませんね。
もしあなたがおひとりで乗車されるのなら、当日にチケットを買われても大丈夫でしょう。

しかしこの路線は便利で安い。
つまり人気路線なのです。

ですから当日券を購入予定の場合、乗りたい時間のバスのチケットが売り切れになっていることもままあります。

実際にこの日もたくさんのお客さんが並んでいました。

列

仮に当日券が買えたとしても(乗車口に券売機もあります)、同行者とばらばらの席に座らざるを得ない可能性もあります。

券売機

バスに乗れない、席がバラバラなどといった事態を避けるためにもぜひ予約を取ることをおすすめいたします。

念を押して注意したい点

このバスを使用するにあたり、いくつかあなたに念を押してお知らせしたいことをお伝えいたします。

・バス車内および待合室にはトイレがない
・バスのトランクに詰める荷物は各自スーツケース1個(車内持込み荷物も1個)
・席は自由席
・交通事情により予定時間より到着が遅れることがある

以上の4点はどうかおぼえていてください。

トイレに関しましては近所に京成バスのラウンジもあるのですが、八重洲地下街のトイレの方が使い勝手がよろしいかと思います。

とは言いつつも念のために京成バスのトイレのご案内地図ものせておきます。

トイレ地図

荷物の持ち込み個数についても乗車賃を鑑みると妥当だと思います。

座席についても荷物同様妥当な落としどころですね。

バスの所要時間が電車に比べてブレ幅が大きいのは否めません。
しかし時間に余裕をもって成田空港に行くことを念頭に移動するようでしたらバスは断然おすすめです。

京成バスはたとえリムジンバスのようにフルサービスが備わっていなくても、2日前までにネット予約で片道900円(それ以降は1,000円)で東京駅から成田空港まで行けるのは、とてもとても魅力的です。

何事もプラス面があればマイナス面もあると思えば、上記4点はそれほどのデメリットでもないでしょう。

京成バスまとめ

たとえばあなたが成田空港からLCCを用いて台湾まで行くとしましょう。
航空チケットがとても安く取れて往復で12,000円でした。

せっかく航空券が安く取れたにもかかわらず、東京‐成田間の交通費に片道3,000円前後もかけますでしょうか?
往復ですと計6,000円にもなりますよ。

つまり航空チケットの半分(片道分)が東京‐成田間の交通費と同じです。
そしてこのバス代は全体の旅費18,000円(12,000円+6,000円)の1/3の額です。

せっかく安く飛行機に乗れても成田までの交通費が多くかかればお得感も減っちゃいますよね。

東京‐成田間ももちろん旅費の一部ですからなるべく安く済ませたいというあなたには京成バスはおすすめです。
ぜひ移動手段のひとつとしてご検討ください!