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2023年12月の富山旅行記。
前回は旅行2日目の模様をお届けしました。
今回は滞在3日目。
やっと雪の影響も落ち着き、この日はお土産購入からスタート。
その後は富山地方鉄道で「薬種商の館 金岡邸」へ行ってみたりと、少し富山駅近辺以外を回ることができました。
また「元祖・富山ブラック」の味を楽しみ、この旅最大の目的「美味しいぶり」に舌鼓を打ち・・・食いしん坊魂を思う存分に発揮した一日でもありました(笑)
今回も、詳細記事のリンクとともにご一読していただければ幸いです^^
目次
ダブルツリーbyヒルトン富山で満腹必須の朝食
富山旅行3日目の朝。
まずはホテル2Fの「Korare」にて朝食ビュッフェをいただきました。
バラエティー豊かな朝食ビュッフェは、和食派、洋食派問わず十分満足できる内容。
デザートまで美味しいので、くれぐれも食べすぎには注意です(笑)
お土産購入と発送手続き
この日最初にやろうと決めていたのは、お土産購入。
前日にある程度候補を決めていたため、スムーズに進みました!
まずは「きときと市場とやマルシェ」にてお買い物。
実際に購入したお土産や、伺ったお店の一部です。
お土産は一括して送ることもできるそうです!
私達も、日持ちがするものをまとめてお願いすることに。
買い物を済ませたら、同フロア内にある「O’CLOCCA by LO CCO」へ。
配送伝票を書いて受付しましょう。
梱包関係はスタッフの方がやってくださいます!
費用は2,030円(送料、箱料、梱包手数料含む)。
後日、無事に荷物を受け取りました。
キレイな梱包、箱には注意書きのシールも貼られていて破損なども一切なく。
日本酒においては、元々の化粧箱をさらに梱包用の箱に入れてくださっていて・・・その丁寧さに感激しました。
旅行中のお土産って思っていたより買いすぎてしまいませんか?
富山などお酒が美味しい土地では瓶が重いと分かっていても!
ついつい買ってしまったり・・・
重いお土産を持って帰らなくてよい、しかもキレイな梱包で自宅まで届けてくれる・・・「O’CLOCCA by LO CCO」のスタッフさんや運送会社さんに感謝しつつ、このサービスはぜひうまく利用したいところです!
続いては「ととやま」へ。
ここでは「かぶら寿司」を購入しました。
「かぶら寿し」とは北陸の名産品。
ぶりや鯖、ますといった魚の切り身をカブに挟み、糀で発酵させたものです。
この「かぶら寿し」、古くからお正月の食卓にも並ぶものだそうですね。
ならば!と、お正月用に発送をお願いすることにしました。
今回の「かぶら寿し」は富山県南砺市の三和食品さんのもの。
ぶりの旨味とカブの瑞々しさ、糀が醸し出すまろやかさがしっかりと感じられ、本当に美味しかったです。
そして言うまでもなく・・・日本酒にピッタリです♪
ご自宅用はもちろん、大切な方への贈答品としてもおすすめ^^
富山地方鉄道で富山県県民会館分館 薬種商の館 金岡邸へ
お土産関係を済ませ、向かったのは富山地方鉄道の「電鉄富山駅」。
富山駅から徒歩すぐの位置になります。
のんびりな雰囲気が漂う富山地方鉄道で「東新庄駅」まで行くことに。
目的地は、この駅近くにある「富山県県民会館分館 薬種商の館 金岡邸」。
「富山の薬売り」という言葉は漠然と知っていたのですが、正直その歴史についてはほとんど触れる機会がなく・・・
せっかく富山に来たからには「そのルーツを知りたい!」と思い、貴重な資料が展示されている金岡邸へ伺うことにしたのです。
東新庄駅は、電鉄富山駅から本線で3つ目の駅。
歴史を感じる駅舎がなんともノスタルジック!
まるで映画の舞台のよう・・・
降り立った時は駅員さんの姿もなく、静かな空気が流れていました。
ここから金岡邸へは徒歩で10分ほど。
まだまだドカ雪の影響が残る道を歩いていきます。
立派なお屋敷が見えてきました。
金岡邸に到着です。
明治初期の店舗を復元した母屋は、まるで時が止まったような空間。
薬種商の命とも言えるべき【百味箪笥】の存在感は見ごたえありです!
進んでいくと生薬そのもの、そして薬の製造に使われた道具などが展示されています。
今となっては機械で管理されていることも、かつては全て手作業で行われていたことの大変さがよく分かります。
また【麝香鹿の剥製】も見ることができます。
一見「かわいらしい小柄な鹿」ですが・・・とても貴重とのこと!
「売薬業」の資料もたくさん展示されています。
売薬業の営業スタイルは「先用後利」の理念のもとに行う「置薬商法」。
「薬箱を各家庭に設置し、使った分だけお金を払う」という互いの信用により成立するこのビジネスに江戸時代から用いられてきた【懸場帳(かけばちょう)】や、「売薬さん」が実際に携帯していた【配置従事者身分証明書】など、貴重な資料とともに分かりやすい説明も。
このほか、薬などを入れて運んでいた【柳行李】や
売薬の際に渡していたという紙風船や食い合わせ表といった【おまけ(進物の意味合いが強いそうです)】など・・・
時間も忘れて見入ってしまう資料ばかり。
庭園が見渡せる休憩室。
緑豊かな季節がベストシーズンなのでしょうが、雪景色もまた趣きがありますね。
300年以上つづく富山の売薬業。
薬売りの方々は薬種商から原料を仕入れて処方し、全国をまわっていました。
そういった「富山の薬売り」のルーツを知る上での貴重な資料を、金岡邸ではトータルで見ることができるのが魅力です。
また薬種商として財を成し、様々な事業を手がけ地域へ大いに貢献した金岡家。
その邸宅も貴重な建造物ですので、興味のある方はぜひ訪れていただきたいです。
電鉄富山駅に戻り、富山ブラック2軒目へ
東新庄駅から電鉄富山駅へ戻ります。
ちなみに・・・この富山地方鉄道、初めてだと「乗り方」にちょっと戸惑います。
「駅員さんがいる駅、いない駅」で乗り方が違うのです。
利用前に下記のサイトで確認しておくことをおすすめします!
富山駅に戻り、再びやってきたのは「きときと市場とやマルシェ」。
「西町大喜 とやマルシェ店」で「元祖・富山ブラック」をいただきました!
かなり塩辛かったですが^^;醤油の香りが最高でした!!
下記のリンクでも触れていますが・・・白飯ゼッタイ!!!
美味しいぶりを大人気の居酒屋さんで
しばしホテルでのんびりしたあと、夕食のため外出。
富山駅近くにある「居酒屋 金剛」へ伺いました。
こちらで「ぶり」をはじめとしたお料理と、富山のお酒を堪能♪
特に「ぶりしゃぶ」最高でした!
まとめ
3泊4日の富山旅行も後半となった3日目。
旅行って、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね・・・
できるだけ時間を大切にするためにも、お土産を選ぶ時間はうまく管理したいところ。
今回訪れた「きときと市場とやマルシェ」や「ととやま」は、効率よくお土産を選ぶのにピッタリですので、ぜひチェックしてみてください。
また雪の影響から、この富山旅行で唯一の観光となった「薬種商の館 金岡邸」。
寒い日ではありましたが、富山ならではのスポットに行けてよかったです。
市内には他にも売薬に関する資料が展示されている施設があるようです。
今なお続く売薬業をより知る機会として立ち寄ってみると、もっと【富山通】になれるかもしれません^^
🌸よっしー妻 記🌸
下記にて今回の富山旅行の記事をまとめました。
わが家の旅程をご覧になっていただくことで、みなさまの富山旅行の参考になればうれしいです。
それぞれの記事内にも訪問した飲食店やホテルなどを詳細にレポートした記事もリンクしております。
そちらもあわせてご覧いただくと事前情報がインプットでき、お店や宿泊先の比較検討ができるうえ、現地での行動もスムーズにできると思います。