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富山と言えば、新鮮な海の幸がまず思い当たりますが、ご当地ラーメンも忘れてはいけません。
富山のご当地ラーメン・・・そう「富山ブラック」です。
あの黒いスープの色って、なかなか衝撃的ですよね！
2023年12月の旅行にて「富山ブラック」を２軒のお店でいただいてきました。
実は初めての「富山ブラック」だったのですが、ちゃっかり食べ比べまでしてきたという・・・
旅先での食欲は恐ろしいものです（笑）
そして先日、再び富山へ旅行に行ってきました。
今回も到着早々「富山ブラック」が食べたい！と前に伺ったお店以外のところへ。
この記事では私達が訪問した「富山ブラック」のお店をご紹介、そして実食レビューをお伝えしたいと思います！
目次
富山ブラック その① ガッツリ！えびすこ
まず1軒目は、JR富山駅すぐで夜遅くまで富山ブラックをいただくことができるお店です。
旅行初日、空港から富山駅に到着したのは22時ごろ。
「まずは富山ブラックを食べに行きたいね」と言っていたものの、すでに多くのお店は営業時間外、または営業終了近く・・・
そんな中で見つけることができたのが「ガッツリ！えびすこ」さんでした。
ガッツリ！えびすこ―お店はどこにある？
住所：〒930-0003 富山県富山市桜町1-4-20 パティオさくら２F
電話番号：076-471-5542
営業時間：日～木11:00～14:00 17:00～24:30（L.O.24:00）
金・土11:00～14:00 17:00～25:30（L.O.25:00）
定休日：なし
場所はJR富山駅南口から徒歩1分。
駅からまず「PATIO SAKURA」と書かれたビルを見つけましょう。
このビルが見つかれば、ほぼ同時に「ガッツリ！えびすこ」と書かれた黄色い看板が見えるはずです！
ホテルからお店へ到着したのが23時近く。
夜遅くまでやっているということに加え、12月の忘年会シーズンということもあるのでしょうか・・・お店にはお客さんが結構いらっしゃいました。
オーダーは食券制。
食券を購入したら、店員さんご案内のもとお席へ。
「ガッツリ！えびすこ」は富山ブラックラーメンもいただけますが、「ガッツリラーメン」という二郎インスパイア系のメニューも人気のようです。
卓上にはニンニク、酢、醤油、七味、ブラックペッパーと味変にも使える調味料が。
ガッツリ！えびすこ 実食レビュー
着席後、ほどなく着丼。
「富山ブラックラーメン【並】（1,030円/税込、22時以降の深夜料金※以下同）」に、 トッピングで「ネギ（140円）」と「煮卵（140円）」
もう一つが富山ブラックラーメン【並】に、トッピングで辛ネギ（200円）です。
もちろん二人ともライス付き（60円）です！
スープは言うまでもなく「黒」！！
いかにも塩っ辛いように見えますが・・・ひと口飲んできてびっくり。
濃口醤油の風味はガツンときますが、そこまでとげとげしくありません。
スープの濃さは調整できるそうですが、私達としてはそのまま食べられる濃さでした。
ブラックペッパーがピリッといいアクセントになっています。
太めの麺はしっかりとした小麦の風味が感じられます。
スープとしっかり絡んでいて、麺だけでもライスいけます（笑）
大きめの角煮がドンと入っているのもうれしい。
さすが店名の通り「ガッツリ！」という感じで、深夜に罪を感じざるを得ないボリューム・・・追い打ちをかけるようにライスへも手が伸びます＾＾；
意外だったのが、揚げ玉がトッピングされていたことです。
とてもいい仕事をしていて、スープがまろやかになる印象。
そしてスープを吸った揚げ玉は・・・またライスがほしくなる危険なお味（笑）
私が追加トッピングした「辛ネギ」はおススメ！
なかなか刺激的な辛さですが、スープとの相性抜群です。
シャキシャキした食感もくせになります。
私達が食べ終わるころも、まだまだお店に入ってくる方が結構いらっしゃったのは驚きでした。
呑んだ後の〆ラーメンかな・・・という方もちらほら。
店員さんの対応が大変印象よく、気持ちよく食事することができました。
お忙しい中、外までお見送りもしていただきました！
富山ブラック その② 西町大喜 とやマルシェ店
変わって2軒目は、「西町大喜」さん。
富山ブラック発祥のお店として、旅行ガイドブックなどでもよくお名前が挙がるお店ですね。
西町本店は富山駅から少し離れますが、JR富山駅構内にある「とやマルシェ」にも出店されていることを知り、こちらへ伺うことにしました。
西町大喜 とやマルシェ店―お店はどこにある？
住所：〒930-0001 富山県富山市明輪町1-220
電話番号： 076-471-8107
営業時間：10：00～21：30
定休日：なし
「とやマルシェ」は富山の名産を扱うお店が数多く揃っており、旅行者にとってはお土産選びにぴったり。
飲食店も西町大喜をはじめ、富山の味を堪能できるお店から気軽に立ち寄ることができるカフェまであり、大変便利な施設となっています。
「とやマルシェ店」の前を何度か通りましたが、行列ができていることが多かったです。
可能でしたら、時間をずらして行くことをおすすめします。
私達もちょうどピークを過ぎた頃に到着したところ、5分ほどの待ち時間で入店することができました！
席数は、カウンター17席とテーブル12席。
メニューは「中華そば」「ライス」「おにぎり」「生玉子」のみ！
オーダーは席にて店員さんへお伝えします。
後から知ったのですが「生玉子」は絡めて食べると塩辛い味がまろやかになり、食べやすくなるようですね。
テーブルの上には、小さな案内が置かれていました。
開いてみると、「★必読★美味しい召し上がり方」が書かれているではありませんか！
先に気づいてよかった＾＾；
西町大喜 とやマルシェ店 実食レビュー
私達はそれぞれ「中華そば並+ライス（1,100円）」をオーダーしました。
当たり前ですが、やっぱりスープは黒いです、すんごく黒いです（笑）
粗切りのネギの存在感がスゴイ。
「必読・美味しい召し上がり方」に沿って・・・まずは麺。
太めでしっかりとした食感です。
麺をすするだけで醤油の良い香りが口の中で広がります。
スープは醤油本来の風味とキレが引き立っていて美味しい。
ですが！（やっぱり）すぐにライスがほしくなるほどの塩辛さ（笑）
ブラックペッパーもかかっていますが、醤油の風味が強くてあまり刺激を感じませんでした。
ごろごろと入っている手切りのチャーシュー。
厚さはそんなにありませんが、食べ応えがあります。
メンマもなかなかの塩辛さ。
これだけで食べると一気に口の中の塩辛さが増すので注意！
やはり先に読んだ案内にも書いてありましたが・・・麺、スープ、具をしっかり混ぜて食べることが美味しさを堪能する秘訣であるようです。
ここはしっかり抑えておくことをおすすめします！
そして。ごはんは本当に本当に必須ですよ！！
「とやマルシェ店」は、JR富山駅構内ということ、またお土産購入の際にも立ち寄ることができ、旅行者にとっては大変便利です。
ちなみに中華そばに「れんげ」はついてきません・・・なぜなら、塩辛すぎてスープを飲むことが難しいため。
富山ブラック その③ 麺家いろは CiC店
富山駅目の前に建つ「CiCビル」。
こちらのビルB1Fにも有名な「富山ブラック」のお店が入っています。
「麺家いろは」さん。
富山以外にも国内外で店舗を構えているお店ですので、その店名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
麺家いろは CiC店―お店はどこにある？
住所：〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3 CiCビル B1F
電話番号： 076-444-7211
営業時間：11：00～22：00(L.O.21:30)
定休日：CiCビルに準ずる
２回目となった富山も到着は夜。
リムジンバスが停車するJR富山駅南口からも近くて大変助かりました＾＾
私達がお店へ到着したのは21時すぎ。
ラストオーダーギリギリの入店でしたが、店内には（おそらく）〆ラーにいらっしゃったと思われるグループがちらほら。
席数は、カウンター8席とテーブル28席。
麺家いろは CiC店 実食レビュー
私は「富山ブラックらーめん（920円）」をオーダー。
主人（よっしー）は「富山ブラック味玉らーめん（1,050円）」を。
そしてやっぱり「ごはん」がほしいとなり・・・
「餃子セット」と「唐揚げセット」も付けました（それぞれ350円プラス）。
ほどなくして、着丼です。
私のオーダーしたメニューです！
大きめのチャーシューと大判の焼きのりが嬉しい♪
ごはんには「ふりかけ」が付いてて、ちょっとほっこり。
「富山ブラック」の名のごとく、もちろん黒いスープなのですが・・・
前回伺った２店に比べるとそこまで黒くない印象を受けました。
スープは・・・一言でいうと「飲みやすい！」
醤油の風味はしっかり立っていて塩辛さもありますが・・・ガツンと来るというよりもスッキリとバランスが良い味。
魚醤が使われているので風味も大変豊か。
麺はもちもち食感で、するすると入ります。
ブラックペッパーはデフォルトでかかっていますが、
お好きな方はご自身でガッツリとかけましょう＾＾
餃子はどちらかと言えば小ぶり。
一口食べると肉汁とともに野菜の甘みが口に広がります。
富山ブラックの醤油の風味ともバッチリ合う餃子です！
こちらは主人のオーダーしたメニュー。
基本のらーめんには味玉は付いていませんので、味玉が食べたい方はこのメニューを！
味玉は優しい味付で、ついついごはんを求めてしまうやつです！
唐揚げはしっかりと味が付いています。
もちろんごはんとの相性も抜群ですし、らーめんの前にビールといただきたい味（笑）
富山ブラックのほか数種類のメニューがあります。
「白エビ塩らーめん」というメニューもあるそう。
富山と言えばかかせない「白エビ」を使ったらーめん・・・これも気になりますね！
まとめ
黒いスープに塩辛さ・・・そんなイメージが浮かびやすい富山ブラックですが、
どちらのお店も「塩辛さの中にも深い味わい」があったように感じました。
もともと醤油の風味が好きということもあるかもしれませんが・・・
私達は「富山ブラック」を美味しくいただくことができました。
しかしながら、基本やっぱりライスがほしくなるラーメン（笑）
富山ブラックをいただく時は、片手にライスをおすすめします！
「ガッツリ！えびすこ」さんは、店名の通り「ガッツリ！と富山ブラックを食べたい」、そして夜遅くに富山駅南口付近でラーメンをいただけるお店として注目です！
「西町大喜 とやマルシェ店」さんは、やはり「元祖の味を食べてみたい」という方、また富山駅構内で「西町大喜」の味が楽しめるところがポイントだと思います！
先の２つに比べパンチは控えめに感じたものの・・・
「麺家 いろは CiC店」さんは「はじめての富山ブラック」でも食べやすい味に感じました。
「塩辛さがちょっと・・・」という方には、ぜひとも注目していただきたいお店です！
どちらのお店もおススメですので、富山に行かれる際はぜひご参考ください。
🌸よっしー妻 記🌸
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