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活たこ

北海道出身の知人と寿司の話をすると決まって出てくる話題のお店が本日紹介するトリトン。

東京ではわずか2店舗しか展開していない、どちらかといえば地元密着型の回転寿司店です。

トリトンのホームページにアクセスしてみても東京の2店舗(もう一店舗は東京ソラマチ店)以外はすべて北海道での店舗展開ですね。

それだけにこのチャンスを逃さず、北海道人がおすすめするお寿司屋さんに行かないわけにはいきません!

ということで先日夫婦で行ってまいりました。

回転寿しトリトン 池袋東武店 店舗概要

住所:〒171-0021東京都豊島区西池袋1丁目1-25 東武百貨店11階
電話:03-5927-1077
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30) 日曜営業
定休日:不定休(東武百貨店池袋店に準ずる)
支払い:各種カードOK

店内

トリトンは池袋駅西口にある東武百貨店11階にある、レストラン街スパイスの一画にお店を構えています。

残念ながら予約は受け付けておりません。
また、テイクアウトも不可のようです。

2021年3月追記・コロナ対策について

入口で手の消毒と検温を実施後入店になります。
現在の座席は下の写真のようにコロナ対策も万全にほどこされています。
また寿司も回転させていません。
タッチパネルでのオーダー方式になっています。

トリトン座席更新

トリトンタッチパネル

どれくらい並ぶの?

ぼくたち夫婦がお店に行ったのは平日の金曜日。
ちょうどランチタイムの12時10分頃に池袋駅に着きました。

心中「もっともタイミングの悪い時間帯に来たなあ。1時間待ちは覚悟かな」と東武百貨店地下1階からエスカレータでのぼること約10分。

ようやくお店に到着です。

するとどうでしょう?
幸運なことに先客が2組でした!

ぼくたちの順番は4人組と2人組の次。

しかもその4人組はテーブル席がご希望だったようで、彼らをスキップして比較的回転の早いカウンター席にほどなく通していただけました。

結局この日の待ち時間は10分程度。
なんてラッキーなのでしょう!

トリトンのネタ詳細レビュー

カウンター座るとすぐに目の前の板さんから「いらっしゃいませ!」のご挨拶と自己紹介が。
こうやってお店の方から先に声をかけていただけるとオーダーにもすんなり入れますよね。

そこですかさずジョッキビールを注文!(@540円・税抜き・以下同)

ビール

有給休暇を取って平日に飲むビールってなんておいしいのでしょうね。
そして酔っぱらうのも早い!笑

それではさっそくお寿司をいただこうかな、と店内に貼られているのおすすめネタの札やメニューを眺めていると、何やら目の端に紙片らしきものが見え隠れします。

何だと思って目をかけると、どうやら注文用紙のようですね。
タッチパネル注文方式が多い回転寿司屋さんではめずらしい手書きです。

注文用紙

回っている寿司も含め、食べたいネタはこちらに記入して目の前の板さんに渡してもオーケーです。

このあたりに回らない寿司屋の片鱗が見え隠れしつつもあり、トリトンのライバルは他の回転寿司屋さんではなく、回らないお寿司屋さんかな、なんて思ったりしちゃいます。

さてさてそうこうしているうちに食べたいネタも固まりまして。

ざざっとレビューをしていきます!

先日紹介した池袋東口にあるお気に入りの「幸ちゃん寿司」でもそうなのですが、本日も好きなものから食べていきます(「【池袋 寿司】コスパが高くおいしいおすすめ寿司はどこ?幸ちゃん寿司レビュー」はこちら)!

たこ足

タコ好きにははずせません。トリトンのレギュラーたこメニューは「たこ足」と「たこ頭」(いずれも北海だこ)があるようですね。

だから部位がわかるように「足」「頭」とついているのに納得。

たこ足
@190円

口に運ぶとそのネタの大きさにびっくり!

やや弾力の強く、噛むほどにうまみがますたこのレベルに完落ちです。

胃袋が大きければもっと食べたくなっちゃいます。

つぶ貝塩レモン

こちらは妻がオーダー。
コリコリした貝が好みの彼女は、つぶ貝を見つけるとすかさず注文します。

つぶ貝
@250円

備え付けのレモンをキュッと絞ってパクっといただきます。
彼女もいたくお気に入りになったようですね。

北海三種盛り

夫婦それぞれでオーダーしました。
とろにしん、南蛮エビ、いくらの三種盛りです。

三種盛
@630円

エビやいくらのうまさは言うまでもありませんが、ここで感動したのはとろにしん。

まず、寿司ネタとしてとろにしんをいただくのが初めて。
そもそもとろにしんなるものがあることすら今まで知りませんでした。

実際いただいてみると驚くほどプルプルしています。
うまみもしっかりとあり、しょうが醤油で食べるのが正解ですね。

もしトリトンで出会うことがあればとろにしんをおすすめしますよ。

炙りえんがわ焦がし醤油

こちらのえんがわもおどろきです。
これまでの経験上、寿司ネタのえんがわってコリコリした食感と濃厚な味を楽しむものだと思ってました。

えんがわ
@350円

でもトリトンのえんがわはこちらの想像を上回る味と食感です。
寿司をひと口入れるとネタが溶けるんです!

いや、ほんと驚きました。
口の中ですぐに溶けちゃうえんがわって初めてでしたから。

しかも醤油の焦げた風味と相まっていい具合ですね。
これも次回リピ確定です。

活タコ

場内で鈴が鳴り響き、どうやらおすすめネタがあがったようですね。

それが活タコときたら頼まないわけにはいきません。
さっそ手を挙げ、パクっといただきました。

活たこ
@440円

生たこの弾力は食べ飽きないですね。
寿司ネタにしてもよし、刺身で食べたくもなります。

こまいっ子

たらこ、かずのこ、とびっこ、いくら…魚卵ネタはいろいろありますが、こまいっ子は初めてでした。

見た目は黄色いとびっこみたいです。

こまいっ子
@290円

食べてみると…しゃりしゃりした食感でおもしろいですね。
うまみも程よく、まだ食べたことないようでしたら一度お試しを!

大人の納豆巻き

妻のオーダーをひと口いただきました。
大ぶりの納豆巻きはわさびが強めに効かせてあるようです。

納豆まき
@130円

このあたりに大人感がありますね。
締めの寿司にいいかもです。

ヒラメの昆布じめ

昆布じめも好きなのでこちらもいただきました。
ネタの上に軽く乗っけられた塩昆布がポイントですね。

ひらめこぶ
@440円

口に運ぶと塩昆布からダイレクトに舌に塩味を感じつつ、昆布で絞められたヒラメのうまみとほどなく混ざるとこの上なく幸せな気持ちになりますよ。

昆布じめが苦手でなければぜひおすすめです!

漬けまぐろ

漬物でもそうなのですがあなたは浅漬けと深漬けのどちらがお好みですか?
浅漬けが好きならトリトンの漬けまぐろはマストオーダーですよ。

づけまぐろ
@290円

軽めに漬かった赤身はさっぱりといただけます

たらこ手巻き

こちらは妻のオーダーです。
初見の印象は「でかい!」。

ほぼほぼお皿の直径並みの長さです。

たらこてまき

お味もたらこがふんだんに入っており、キュウリの細切りがアクセント代わりにいい味をかもしだしているようです。

ほたて

すみません、写真を撮り忘れました。涙
こちらも妻の注文です。

写真でお見えできないのがただただ残念なのですが、ホタテのみの厚みが半端ないですね。

妻の今日一番はほたてでした。

トリトンを運営する北一食品株式会社の本社は北海道北見市。
ほたてで有名な町ですね。

どおりでおいしいわけです。
ひと皿290円です。

ちなみに北見市はカーリングでも有名な町ですね。

2018平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表チーム・ロコソラーレは北見市常呂町が活動のベースです。

わさび

ちなみにわさびは回っていません。笑
板さんに言っていただきましょう!

わさび

トリトンまとめ

以上が今回いただいた全メニューです。
お酒がひとりビール一杯だったこともありますが、お会計は5,786円。

ひとりあたり3,000円弱。
これだけのクオリティのお寿司をこれだけの値段でいただけるのはとてもうれしいです。

今回ほとんどの寿司を伝票に書いて注文したのですが、ほたてはレールからとりました。

たいていの回転ずし屋さんでは回っているお寿司の一部が干からびかかっていることも見かけるのですが、トリトンはそのようなことはありませんでした。

今回はいただかなかったのですが、回っているアジ、中トロマグロ、その他のネタもいずれも新鮮そのもので、伝票でオーダーする場合と遜色ありません!

また今回はすんなりと席に着けたのですが、夕食時はやはり混むようです。

この日、ぼくたちが退店する13時半ごろでも店内は常に8割以上の席が埋まっていたので、すぐに座れたらラッキー!位の感覚で食べに行くのが良いかと思います。

いずれにせよ、回転ずしのレベルをはるかに上回るネタをいただけるトリトン、一度行ってみてください!