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コパントップ

前回のクリスマスディナー訪問からちょうど半年、ようやく成田山新勝寺参道沿いにあるフレンチビストロ・コパンに再訪することができました。

店舗外観

以下、当ブログにて2回目のコパンのレビューをするわけですが、結論からお伝えします。

優勝です!

初回の訪問同様、おいしておいしくてお腹パンパン、I’m fullになっちゃいまいした。

なお、お店の概要やアクセスなどは前回記事を参照願います。

それではさっそくフレンチビストロ・コパンのレギュラーコースメニューをいただきます!

ビストロ・コパン 訪問実食レビュー

今回はぼくの誕生会をかねた食事になりました。

そういったことから事前の予約も含め、妻にプロデュースしていただきました。

いただいたのは「コパンコース」。

お魚とお肉、2種のメイン料理がどちらもいただけるわんぱくメニューです!

メニューの大まかな流れは以下の通りになります。

お好みの前菜
本日の魚料理
お好みのお肉料理
デザート(もしくはチーズ)の盛り合わせ
食後の飲みもの

前菜とお肉料理は「お好み」でレギュラーメニューの中から選べます。

レギュラーメニュー

妻は前菜を真鱈のエスカベッシュ、お肉料理を牛バラ肉の葡萄酒煮込み・ブルギニオン。

ぼくは前菜にわかさぎの温かいサラダ仕立て、お肉料理に鴨のコンフィ・粒マスタードソースをオーダーしました。

とまれまずはビールで乾杯!

ビール

この日は猛暑だったこともあり、ごくごくとおいしく飲める!

そして真鱈、わかさぎそれぞれの前菜がサーブされました。

初訪問時でも理解はしていたのですが、コパンはスターターからボリュームがあって華やかです!

あげたてのわかざぎはほんのりと塩気をまとい、彩り豊かな野菜たちとの相性もばっちり!
夏にぴったりのサラダですね。

ワカサギサラダ

さっぱりといただける一皿でした。

 

そしてこちらが妻オーダーの真鱈のエスカベッシュ。

真鱈のエスカベッシュ

ぼくも真鱈をひと口いただいたのですが、いわゆる南蛮漬けにされたタラの酸味が食欲を増進させますね。

 

ここでおたがいパン(200円)とハウスワイン(白)を1セットずついただくことに。

パン

白ワイン

そして次の魚料理がこちらです。
ヒラメのパネソテー。

鯛のパン粉焼

カリカリに焼き上げられたパン粉とふくよかでしまったヒラメの身がうまい!オイルベースのソースもパンを使って最後までしっかりといただきました。

 

次はお肉料理。
こちらがぼくのオーダーした鴨のコンフィ・粒マスタードソース。

鴨のコンフィ

お店のHPから、この料理の解説を拝借します。

仏蘭西料理は保存食としてできた料理も多くあり、コンフィーもその一つです。

鴨もも肉や豚肉などを一晩香草と塩浸けにします。
油の中で低温で肉がやわらかくなるまで煮込ます。それを油と一緒に保存します。

レストランでは仕上がりに、こんがり焼き色を付けて提供します。
表面はパリパリに仕上げ、中はホロホロ。仏蘭西の伝統料理を是非お試しください。

 

こうやってあらためて読んでみると下ごしらえをしっかりしていないとあの旨味は出ないわけですね。

塩ベースの味付けは漬け込みがもとになっていたのも初めて知りました。

低温油で「揚げる」のではなく、「煮る」たあと仕上げに焼き色を付ける、という調理法が体現したパリパリホロホロの鴨肉は骨をつかんでそのままがぶりとおいしくいただけました。

鴨と粒マスタードソースって、なんでこんなに合うのでしょうね。
うますぎます。

ちなみに付け合わせのジャガイモのソテーもおすすめですよ!
こういったところにもシェフの魂を感じます。

鴨のコンフィ2

 

下の写真は妻がオーダーした牛バラ肉の葡萄酒煮込み・ブルギニオン。

牛バラ肉赤ワイン煮

こちらもお店のHPから解説を拝借しました(少し長くなります)。

ブルゴーニュ地方は、赤ワインの名産地です。フランスの地方料理は地元の名産品を上手く使った料理が多いです。

フランスのある有名レストランに行った時に、牛ばら肉の赤葡萄酒煮込みを食べました。
日本で食べているシチューはトマトの入った甘い感じのするものがほとんどですが、
そのシチューはチョコレートが入っているかのような濃茶色でなんとも美味しそうでした。
味は苦みを強く感じましたが、くせになるような風味に驚きました。

軟らかく美味しいのは、あたりまえ。
その上後味までサッパリ、赤ワインがとても美味しく感じました。
その味を再現するのに、2年以上掛かりましたが、今は、自信の一品です。

是非お試しください。

 

料理説明

コパンでは牛肉のばら肉を作っています。切り分けて紐を巻き塩付けします。

それにミルポワ(香味野菜)と赤ワインで一晩漬け込みます。
それを取り出し一本ずつ丁寧にうまみを逃がさないように焼き色を付けます。
野菜も甘味を出すためキャラメル化するまで良く炒めます。

これに、漬け込んだ赤ワインと水を入れて軟らかくなるまで煮込みます(3~5時間)。
この時に油や灰汁を丁寧の取り除くのがポイント1です。
ポイント2はルウの掻き方です。

小麦粉を油と一緒に炒めていくのですが。この作業が難しい。
ここで2年間今の味に成るのに苦労しました。

これを煮込んだ汁でつないで味を整え、赤ワイン酢でアクセントをつけます。

 

そう、この文面からもおわかりのようにコパン一押しメニューなのがよくわかります。

赤ワイン煮2

仕様部位は異なりますが実はクリスマスディナーコースでも赤ワイン煮をいただいており、妻はその味をいたく気に入って今回オーダーしました。

やはり大人の煮込み料理。これは外せない一品ですね!

 

デザートはケーキやムース、ゼリー、ワッフルなどの色とりどりの盛り合わせになります。
ぼくのプレートは誕生日仕様に!

デザート誕生日仕様

アイスコーヒー

こちらもクリスマスディナー時に理解はしていたのですがどれもおいしくてボリューミー!

食後のアイスコーヒーとともに最後までおいしくいただきました。

ちなみにレギュラーデザートも同じくバラエティに富んだ一皿になっています。

デザートレギュラー仕様

まとめ

ようやくビストロコパンのレギュラーディナーメニューをぜひいただくことができました。

今回も料理の味はもとより、いただいた料理の味はもちろんなのですが、一皿ごとに料理をサーブしてくださるタイミングもちょうどよく、とても楽しめました。

しかも前回は初めてだったにもかかわらず、ぼくたちが半年前に伺ったこともスタッフの方が憶えていてくださったことにもびっくり!と同時にうれしくもありました。

今回も再び言います。

成田の地元の方がこのお店に気軽に行けるのが心の底からうらやましい!

ぼくが近所に住んでいたら、最低でも週1回はランチに訪問、ディナーも月1回は行きたいお店です。

おすすめすぎて、どこまでおすすめしたらいいかわからないくらいうまい!

もしあなたがビストロコパンに行こうかどうしようか迷いながらこの記事を読んでいるようでしたら、ぜひ訪問してください!

その際、予約は忘れずに!