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お酒を飲むときというのはいろんなメニューをつまみつつ、それに合った酒をいただき、最後に麺類やお茶漬けなどでしめるというのが一般的な流れだと思います。
しかし最初に少しお酒と一品料理をいただき、その後主菜や副菜がしっかりとそろった家庭的な食事をとりたいという飲み方も当然ありですよね。
とはいえ一般的な居酒屋ではなかなか後者のような飲み方は難しい。
しかし今回ご紹介する神楽坂おいしんぼ食堂なら後者のように、飲みながらも和食ベースの食事をしっかりと楽しめる、とてもおすすめのお店なのです。
もちろん飲めない方でもぜんぜん大丈夫!
うまい料理を十二分に楽しめることうけあいです。
今回はディナーに訪問した時の実食レビューになりますが、おいしんぼ食堂の定食メニューはもちろんランチでも食べられます。
ですから、あなたにおかれましてはランチも想定しながら読んでいただけるとさらに幸いです。
神楽坂おいしんぼ食堂 店舗概要
住所:東京都新宿区白銀町2-3
電話:050-5570-6725
営業時間:
ランチ 11:30~15:00最終来店時間14:00(L.O.14:00)
ディナー 17:30~22:00最終来店時間21:30(L.O.21:30)
定休日:月曜
カード可
禁煙
お店には靴を脱いでから入ります。
昭和の会員制クラブを運営していた古民家を改装した店内は和モダンで落ち着く内装です。
そしてお店に入ると店の奥には名物コの字型のカウンターが!
今回はそちらの一画に席をいただきました。
下の写真は席から店内を撮影したものです。
神楽坂おいしんぼ食堂 実食レビュー
定食前の軽い飲みメニュー
ということでまずは瓶ビールで乾杯(700円税込・以下同)!
そしてとりの唐揚げをいただくことに(680円)。
下味がしっかりとついているうえ肉厚でジューシー!
そのままでもレモンをかけてもおいしいです。
そしてクロシビカマスのなめろうを(800円)。
あじのなめろうはよく聞きますが、クロシビカマスのなめろうは初めて食べます。
ひかえめにあえた味噌とねぎみょうがなどの薬味が味を引き立ててくれます。
白ワイン(@600円)でいただきます。
なめろうは目の前で板前さんがたたいてくれました!
プロの技をこんな間近で見られるのもいいですね。
3品目は天ぷら(720円)を宇和島産のレモンを使ったサワー(650円)やハイボール(650円)でいただきます。
天ぷらは海老2尾、かぼちゃ、さつまいも、なすという黄金の定番ネタ5品。
からりと揚がった天ぷらを藻塩でいただき、しゅわっとサワーで流し込む瞬間はたまりません!
そしていよいよ今回のメインとなる定食の紹介です!
記事の最初でもお伝えしましたが、今回はさらりとお酒を飲んだ後にしっかりと食事をしたい、ということで以下のふたつのメニューをいただきました。
まずは一品目。
鮭の西京焼き定食
こちらが定食でいただけるメニューの全景です。
お値段は1,600円
色とりどりで盛りつけも美しい!
主菜のあざやかな鮭の西京焼きのほか、サラダ、もずく酢、きゅうりの和え物、たまご焼き、きのこやこんにゃくなどの煮物、生麩田楽(よもぎ・道明寺)、そしてごはんと味噌汁、漬物がついてきます。
ちなみにご飯はオーダー時に少な目、普通、大盛りから選択もできます。
(下の写真のごはんは普通もりです)
西京焼きは焼き加減も絶妙で鮭の身がほろりとほぐれてとてもごはんに合いますね。
もし苦手でなければぜひとも皮も食べてみてください。
少し焦がした皮目で大根おろしをまいて食べればうまさ倍増!
副菜の一品ごとも手が込んでおり、ちょっとしたお祭り気分が味わえます。
下の生麩田楽は2人分。
和食のいいところは味はもちろん、いろとりどりの素材で盛りつけの美しさを目で味わえることにあるな、とあらためて思いました。
金華鯖の味噌煮定食
こちらは妻がオーダーした味噌煮定食(1,500円)。
副菜は西京焼きと同じです。
こちらの味噌煮、ぼくもひと口いただきましたが、サバの身がとてもしまっている!
口の中でギュッギュッと音が立つかのような食感がかむほどにうまみを出してくれます。
外食で味噌煮をオーダーすることがめったにないという妻が、今回あえて味噌煮を注文したのには、何かの勘が働いたのでしょう。
そしてそのオーダーが大正解!
「ザ・家庭の味」の代名詞でもあるさばの味噌煮が、職人の手にかかると家庭の味とはまたひと味もふた味も違った定食になるという好例を見た気がします。
まとめ
店を出て駅までの歩きがてらぼくと妻の意見が一致したのは、板前さんの仕事がとても丁寧なこと。
もちろんフロアスタッフさんの細やかな気遣いに関しては言うまでもありません!
今回オーダーしたとりのから揚げから最後の和定食まで、下味のつけ方、だしの取り方、調理、盛りつけに至るまでひとつひとつの仕事をしっかりていねいになさっていることが、料理からも伝わってきました。
だからおいしいに決まっている。
そんな和定食が落ち着いた店内にて千数百円でいただけるなんて、なかなかないですよね。
しかも場所は神楽坂。
普段使いもできますし、少人数の食事会にもピッタリです。
人気店でもあるようなので、ぜひ予約して行かれることをおすすめします。
ぼくたちは一休から予約しました。
その他の予約可能なサイトも含めてリンクを貼っておきますので、まずはあなたがいつもご利用さなさっているリンクからお店の確認をなさってみてください(すべてネット予約も可能です)。
神楽坂おいしんぼ食堂、おすすめです!