まことに残念ながらかどやは閉店となりました。
コロナウィルスの影響だと想像されます。
以下、記事はそのままにしておきます。
東武東上線中板橋駅南口から歩くこと4～5分にそのお店はあります。
先日紹介した沖縄料理の我達食堂（「我達食堂｜本格的な沖縄料理がカフェ感覚で楽しめる中板橋の食事処」の記事はこちら）同様、所用で出かけた妻が「気になる店」として見つけてきたのがこちらです。
その名は「かどや」。
令和の時代から数えること3代前、昭和感が300パーセントただようナイスな店構えですね！
かどや 店舗概要
住所： 東京都板橋区弥生町５８−３
電話：03-3530-7566
営業時間：11:00～14:00/17:00～23:00
定休日：日曜日
カード払い不可
まさに昭和なお店の雰囲気！
店構えもさることながら、店内もまさに昭和！
L字型のカウンターにテーブルが2台（写真にうつっていない手前左側へカウンターがL字型に折れています）。
メニュー構成も男性一人客を狙った「おふくろの味」的なラインナップ！
学生時代、ぼくもこのようなお店に足しげく通っていたのでよくわかります。
この日も18時ごろに入店したぼくたち夫婦のすぐ後に、男性のお客さんがひとりふたりと入店してきました。
まさに絵にかいたようなノスタルジックな風景ですね。笑
かどやメニューの実食レビュー
さていよいよ注文したメニューの詳細レビューに入ります！
この日のオーダーは以下の4品。
瓶ビール（＠580円 税込み 以下同）
キャベツメンチ定食（＠680円）
カキフライ定食（＠700円）
目玉焼き（＠300円）
まずは瓶ビールで乾杯！
おっ、おつまみもつけてくれるんすね。
板わさです。
食事ができるまで板わさでビールを飲みつつ、今日のお互いの出来事などを話していると次々と食事が到着しました！
キャベツメンチカツ定食
見てくださいこのボリューム感！
大きめのメンチカツが2個、そして奴や煮物などのちょっとした小鉢もついています。
アップで見るとその存在感がより際立ちますね。
ちなみに中はこんな感じ。
わきにそえられたカットレモンをぎゅっと絞り、ぼくはからし醤油でいただきました。
ひと口食べるとそのふわふわとした軽さに驚きです！
食べる前は「この時代にこの値段でどんな味だろう」と多少いぶかっていたところもありましたが、すみません。この場を借りて謝ります。
ほんとおいしい！
ここまでサクサクふわふわなメンチカツを食べたのはいつ以来だろう？と自問するくらい満足度が高かったです。
揚げ物をつまみにビールもすすみますね。
「ごはんとお酒」をうたっているかどやさんの真骨頂ですね！
カキフライ定食
そして妻が注文したのがカキフライ定食。
シェアしあうことをもくろんだうえでのお互い別のフライものをオーダーです。
揚げ方のレビューはキャベツメンチでもしたように、カキフライもいけてます。
でもどうしてこの値段でやっていけるか、やっぱり不思議。
サクサクぷりぷりのカキフライ、こちらもビールでいけますね。
フライとビールはやはり鉄板です！
目玉焼き
本当は定食2品でもよかったのですが、ぼくががどうしても目玉焼きが食べたくて注文しました。
焼き加減は英語でいうところのオーバーイージーに近い感じですね。
両面焼きではないですが、白身のマクを箸で割ると中からトロッと半熟の黄味が出てきます。
これぞ絶妙な焼き加減！
ひとつはそのまま塩をかけていただきます。
そしてもうひとつはトロリとした黄味に醤油をかけたものを、ご飯の上にさかさにのっけていただきます。
さかさのせにすることでご飯といい具合に混ざりうまさ倍増ですね。
TKGが苦手な方でも、このような目玉焼きベースのたまごご飯ならおいしく食べられるのではないでしょうか。
実際ぼくもそのクチです。
かどやまとめ
以上が今回いただいたメニューです。
他にも気になるメニューがたくさんありましたので、引き続きリピートしていきたいお店ですね。
今回の訪問でぼくがもっとも感動したのはフライ物の定食にカットレモンがついてきたことです。
これってありそうでなかなかないサービスだったりするんですよね。
しかもこの値段でレモンまでサービスが行き届くっていうは本当に頭が下がります。
そして妻が感動したのは注文したメニューが同時に出てきたことのようでした。
店を出た帰りの道中もあの手際の良さはすごい！とずっと言っていました。
たしかに、おそらく80歳前後と思われるお母さんがひとり（※）ですべを調理してくれていたわけですから彼女の言うのも納得です。
たしかにすごいですね！
もしあなたも何かの折に中板橋に来ることがありましたらかどやさんを思い出してみてください。
きっとほっこりとしたおいしい定食にであうことができるでしょう。
（※）通常はおふたりでお店を運営しているようです。
