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海外SIM

本記事は以下の方々を対象にした記事になります。

・海外旅行先でスマホをストレスなく使用するためにレンタル海外SIMカードを使用したい方
・こちらの記事(初めての海外旅行|旅行先でのスマホの接続の仕方はどうるすの?)にて海外SIMカードをおすすめされた方
・使用するスマートフォンがSIMフリーでかつ荷物になるWiFi機器を持ちたくない方

以上を前提に話を進めてまいります。

さて、先行の記事「【初めての海外旅行】旅行先でスマホを接続する方法は?|レンタルWiFi編」でも書きましたが、あなたが海外旅行先で海外SIMカードを用いてやりたいことは何でしょうか?

1.現地レストランや訪問先の情報をGoogleなどを使って検索
2.Facebookなどのソーシャルメディアに現況をポスト
3.現地の地図を検索
4.LINEなどを使って日本の家族・友人に写真やメッセージを送付
5.電話(通話)

実はレンタルWiFi同様、以上の代表的な5項目は海外SIMにてすべて可能になります。

もう少し正確に言うと電話(通話)に関しては購入するSIMの種類によりLINEアプリなどの通話機能を使った通話か、いわゆる電話番号を用いた通話(ただし新しい電話番号が付与されます)かに分かれることになります。

いずれにしましても渡航先で海外SIMを用いれば日本での使用感とほぼ同様に使えることができます。

どうやって申し込むの?

では海外SIMはどうやって申し込めばいいのでしょうか?

旅行先の空港などで購入することも可能なのですが、ぼくは国内であらかじめ購入してから旅行にいくことをおすすめします。

なぜなら渡航先で自分が欲しいものが確実に手に入れらるかどうか、不確定な要素が多いからです。

万一旅行先で海外SIMが入手できなければ、フリーWiFiが通っているホテルやお店などでしか通信ができないという、とても不便な状況に陥るかもしれないからです。

とくに初めての海外旅行ではそのような状況は避けたいところですよね。

ということでここから先の記事は台湾旅行用に入手した海外SIMを例にして具体的に話をすすめてまいります。

ですのであなたは「台湾」のところを、自分が行く予定の旅行先の国名にかえてお読みください。

さて、海外SIMカードの購入の仕方についてです。
ぼくはズバリ、アマゾンで台湾旅行用の海外SIMカードを購入しました。

ハワイに行った時もアマゾンにて海外SIMカードを購入したのですが、アマゾンなら海外SIMカードのバリエーションも比較的豊かで自分の欲しいものは見つけやすいでしょう。

加えてアマゾンなど国内で海外SIMカードを購入する際には以下の点をはっきりと決めてから購入しましょう。

①渡航先が決まっている
②渡航日程が決まっている(期間限定のプリペイドSIMカードを購入するため)
③渡航先で電話番号を使用して通話をする/しないが決まっている

ぼくの場合①~③は以下になりました。

①台湾
②5泊6日
③電話番号を使用する

ここまで確定できればアマゾンにて「海外SIM 台湾」などで検索をかければ比較的容易に見つけることが可能でしょう。

ちなみにぼくが購入したのはこちらになります。

ぼくが購入したときは6日間用のものがなかったので8日間用のものを購入しまいした。
それでも1,040円ですから安いものですよね!

ちなみに内容物はこんな感じです。

内容一覧

購入時の注意点~サービス内容を確認しましょう~

実は海外SIMカードには大きく分けて2種類あります。
ひとつはデータ通信サービスのみのもの。
もうひとつはデータ通信サービスに通話サービスのついたもの。

つまりあなたが渡航先で電話番号を使用して通話をしたいかどうかで購入商品が変わってきますのでご注意願います(先ほどの③の確認事項に相当します)。

同じ使用期間なら後者の方がサービス内容が多い分、もちろん価格は高いです(と言っても数百円くらいです)。

ちなみに電話機能がついているSIMカード商品には「通話」と明記されています。

設定の仕方

さて購入した海外SIMを実際に設定してまいりましょう(iPhoneでの設定になります)。
今回は今回はSIMの入れ替えのみを国内で行い、台湾のホテルについてからSIMの切り替え設定を行いました。

  • スマートフォンの電源を切り、ピンを用いてSIMケースを開ける

いれかえ2

  • SIMカードを入れかえる

いれかえ3

とりだした自分のSIMは絶対になくさないようにしてください!
ぼくは小袋に入れた後パスポートケースのサイドポケットに入れています。

いれかえ4-2

日本で行うのはここまでです。
残りの作業は台湾についてから行います。

  • 渡航先に着いたらスマートフォンの電源を入れる

電源ON

  • 設定>モバイルデータ通信内の下写真赤丸内(モバイルデータ通信)のAPN、ユーザ名、パスワードを削除し、APN欄に3gnetと入力する。
    ただし上記3項目を削除する前にこの画面のキャプチャを取っておいてください(SIMを自分のものに再度入れ替える際に必要になる可能性もあるためです。ちなみに下記写真の表記の場合、パスワードは0000です)。

APN1

同じく設定>モバイルデータ通信内にある「MMS」「インターネット共有」欄のAPNにも3gnetと入力してください。

APN3

  • 下の写真のように「設置APN為3gnet」という画面が出てきたら「了解」をタップ

APN4

  • 設定>モバイル通信内の「LTEをONにする」「データローミング」のいずれもONにする

APN5

ここまでの設定でスマホを再起動し、Yahooなどのアプリに接続できたら完了です。

もしダメなようでしたら、設定>モバイル通信内の「LTEをONにする」をOFFにして再起動してください(下の写真参照)。
OFFの場合、使用する電波は3Gに限られますが違和感なく使用できます。

  • 最後に台湾のキャリアが画面左上に表示されればOKです。

APN6

これで使用可能です!

その後はあなたが日本で使用しているようにスマートフォンを使用できます。

もちろんLINEなど各種アプリも使用可能です。

海外SIMのメリットとデメリット

最後海外SIMのメリットとデメリットをあげておきます。

メリット

・インターネットで気軽に購入できる
・長期の旅行の場合でも費用が比較的安くすむ
・レンタルWiFiのように持ち運ぶ荷物がない
・現地のキャリアを利用できる
・使い捨てである

デメリット

・設定がやや複雑
・オリジナルの自分のSIMを保管・管理する必要がある
・WiFiのように複数人でシェアできない
・使用期限がある

まとめ

いかがだったでしょうか?

一時期に比べてレンタルWiFiとの価格差もなくなってきたとは思いますが、それでも使用期間や使用国によっては海外SIMカードのほうがコスパがよいことが多いでしょう。

海外SIMカードかレンタルWiFi、どちらを使用するかはあなたが行かれる予定の国の状況およびご自身のスマホの使用方法などを調査・検討してから決めることをおすすめします。

それでは行ってらっしゃいませ!