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このような方に読んでいただけると一層効果的です!
・限られた時間を有効に使いたい方
・堂々巡りの考えにおちいってしまいがちの方
・悩みから抜け出す糸口を見出したい方
最初に身もフタもないことを言ってしまいますと、人間は生きている限り大なり小なり悩みを抱えながら生きていかざるをえない動物です。
しかしそれも人間が言葉をもっているからこそ。
専門の動物学者ではないので他の哺乳類が「悩み」をかかえつつ日々を過ごしているのかどうかはわかりかねますが、人間はだれしも確実に悩みを抱えながら生きています。
健康のこと、職場の人間関係、経済的問題、家族についてなどなど、例を挙げ始めるときりがありません。
そしてそのどれもが解決するまでは小骨のようにのどの奥にずっと引っかかったままでいます。
こんなふうに書いているぼくにも当然悩みはあります。
そして解決には至っておりません。
そんなときオタキングこと岡田斗司夫さんのYouTubeを何気なく見ていたところ、悩みと上手につきあう効果的な方法について実にわかりやすく語ってくれていたので紹介させてください。
悩みと上手につきあう方法とは?
まずはこちらのYouTubeを見ていただますでしょうか。
約12分とそれほど長くありません。
悩みと上手につきあうために岡田さんが動画の中で強調している点はふたつ。
・栄養補給
・時間管理
これ、すごく納得できました。
ですので以下、こちらの2点をぼくなりに解釈してみました。
栄養補給
まずは栄養補給について。
たとえば10kmランニングをした後は糖分も塩分も欲しくなりますよね。
だから運動後はスポーツドリンクやアミノ酸などを補給します。
それと同じように体内の栄養が足りなくなると人間はイライラしがちになって思考もうまく回りません。
だからこそ不足している栄養を摂取する。
動画内で岡田さんは「男子なら米を、女子なら甘いものを」悩む前に食べろ、とおっしゃっています。
つまりお腹を満たし、悩む環境をよくしてから悩みに向かうことを推奨しているのです。
食べることは一見悩みとうまくつきあっていくこととははまったく関係がないように見えますが、人間も動物の一種です。
映画『ルパン対複製人間』のマモーやエヴァンゲリオンのゼーレのように、人間は精神だけで生きているわけではありません。
「心とは頭と身体がまとまったものである」とするならば、まずは必要な栄養素を十分にとることでマイナス状態におちいっている身体状態を通常モードにまで引き戻す必要があります。
家を建てるにも土台がしっかりしていないとぐらつきます。
悩み事を考える前には土台に相当するあなたの身体をまずはしっかりともとに戻しましょう!
時間管理
そしてもうひとつ目からうろこだったのが「時間を決めて悩む」ということでした。
動画中、岡田さんは「悩む時間を決めて前半は情報収集にあて、後半は外部からの情報収集を止めて手元の情報で考える」ことを推奨しています。
ここで大事なことは2点あると思っています。
ひとつは文字通り時間管理。
そしてもうひとつは自分の手と頭を使うこと。
岡田さんはと動画中である漫画家さんの例をあげ、以下のようにおっしゃっていました。
悩む時間は1日1時間。
前半30分は情報収集にあて、後半30分は外部からの情報を遮断して自分の頭だけで考える。
これ、ほんとになるほどと思いました。
1日1時間決まった時間に悩むことは、言い換えれば悩むことをルーティン化して考え続けること。
つまり慣れればご飯を食べたり、お風呂に入ったり、筋トレしたりと、悩みを特別なことととして深刻にとらえすぎることなく、いつもあなた自身の隣にある当たり前のものとして認識できるということになります。
人は当たり前のもの、スペシャルではないものには過敏な反応はできない生物なので、ぜひ悩むことをルーティン化することで「日常」にしてしまいましょう。
そしてもうひとつの自分の手と頭を使うことについて。
動画内では前半30分は情報収集、後半30分は考えることを推奨しています。
この方法もまたまた目からうろこでした。
自分が悩んでいることをいま持っている自分の知識だけで解決できないからこそ、人は自分の考えが堂々巡りをしてしまう。
だったら先人の知恵を著書などでインプットし、考える幅を広げる武器を持つことが大切でしょ、ということを説いています。
たとえるならRPGゲームの主人公が旅を続けると手持ちの武器や仲間が増えることと似ていますね。
ここでいう武器や仲間が悩みを解決するための「知恵」になることは言うまでもありません。
そして後半30分は自分の頭で考える。
これ、とても大切だと思います。
いくら知恵をインプットしてもそれを自分のものとして使いこなすためには練習が必要です。
そして練習とは考えることに他なりません。
後半30分は外部からの情報をすべて遮断し、自分の手持ちの知恵や知識だけで考えてみる。
もちろん1日2日で悩みが解決することはないでしょう。
ひょっとしたらあなたの悩みのいくつかは人生が終わるまで解決しないかもしれません。
もちろんぼくも同様です。
でも大切なのは日々時間を区切って考えつづけることで、メンタル的にもスタミナが蓄えられることだとぼくは思います。
これまではせいぜい3km走るのがやっとだったところが、スタミナがつくことで10km、20kmと走れるようになる。
この粘りが悩みに押しつぶされないスタミナをぼくたちにもたらしてくれるのだ、とこの動画を見て感じました。
他の動物と違い、人間は言葉をもって考えることができるができます。
ならばその道具を使って人生をよりよく生きるために「正しく悩む」ことをしたほうが自分の得になると思いました。
この動画をご覧になったあなたもプラスの何かを感じていただければ幸いです。
ぜひこのやり方を会得することで、つきない悩みと上手につきあっていきましょう!
まとめ
以上が今回紹介した動画とそれをぼくなりに解釈したものになります。
それに加えてぼくがつきない悩みと上手につきあっていくための方法としてもうひとつ提案したいことがあります。
それは
その悩みは考える価値があることなのかどうか、悩む前に見きわめる
ということです。
どこかの媒体で元メジャーリーガーの松井秀喜さんが以下のような主旨のことをおっしゃっていました。
自分でコントロールできることはもちろん考える。
でも自分でコントロールできないことは考えない。
具体例を挙げるとこういうことです。
自分のバッティングが不調になった時、好調時と比較して不調の原因を見つけ改善する。
これは自分でコントロールできることですよね。
でも自分のバッティングが不調になった時、新聞やテレビ、ネットなど各種メディアが自分を批判してもそれを自分のコントロール下に置くことはできない。
だからそれは悩んだり考えたりする対象にはならない。
この話に触れた時、ぼくはまたまたまた目からうろこでした。
そう、すべてを自分の責任にする必要なんてまったくない!
できることとできないことを見きわめる。
その判断基準を持つことが大切なんだ、と思いました。
これもひとつの知恵であり、その知恵を悩むべきかどうかの判断基準にすえることで頭の中が整理でき、悩むことはしっかり悩め、そうでないものはいい意味でうっちゃっておけるようになりますよ。
ぜひこの方法も今回紹介した動画同様一度試してみてください!