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大阪の食文化といえば真っ先に思い浮かべるのが「粉もん」。
これで「こなもん」と読みます。
小麦粉などの粉で作られた食べ物をさし、粉もんの代表的なものとしては、うどんやお好み焼き、いか焼きなどがあります。。
そして決して忘れてはいけないのが、たこ焼きです!
今回はそんな粉もんの代表格でもあるたこ焼きについての話です。
大阪に行った際に道頓堀のお店で購入したくくるのたこ焼き粉を使って、自宅でお店の味が再現できるかチャレンジしてみました!
道頓堀くくるのたこ焼の素の内容物紹介
今回購入したたこ焼キットのパッケージはトップ画像になります。
パッケージ側面には内容物一覧が紹介されています。
道頓堀くくる たこ焼きの素(4人分)
たこ焼きのベースとなる粉をはじめカツオ節などのたこ焼き必須アイテムや器具などがひと通りセットされたものです。
こちらが内容物全体の写真。
たこ焼鉄板:一度に9個(1人前分)焼けます。
竹製の目打ち:たこ焼きを作るときに使います。
油ひき:鉄板に油をなじませるために使います。
たこ焼粉:たこ焼きの素となります(1パック2人前分)。
天かす:たこ焼きにこくを出すバイプレイヤー的存在(1パック2人前分)。
生姜:紅ショウガ。いろどりも鮮やか。1パックで1人前分
青粉:ベーシックなたこ焼きの味にかかせないトッピングアイテム(1パック2人前分)
かつをぶし:こちらもベーシックなトッピングアイテム(1パック2人前分)。
秘伝のソース:こちらもくくる特製
自宅での下準備①材料編
以上のほか、自宅で用意するのは水(たこ焼きのタネ(生地)を作るためのもの)、適当な大きさにカットしたタコ、きざみ青ネギです。
ボウルの中のタネはたこ焼きの素(1パック)と水(230ml)とたまご(1個)をあわせています。今回は2袋分まとめてタネを作ったので水は460ml、たまごは2個使用しました。
たこは400gくらいのゆでたこを36個(4人前分)に切り分けました。
青ねぎはスーパーマーケットできざみねぎのパックを購入。
自宅での下準備②道具編
付属の鉄板に油をなじませる作業を行います。
おいしいたこ焼きを作って食べるためにはおろしたての鉄板を油になじませる作業が大切ですよ。ぼくも写真のようにやりました。
やり方はいたって簡単です。
洗剤で洗ったあとの鉄板をガスコンロ(もしくは卓上コンロ)にのせ、強火にかけます。
鉄板が乾き、煙が出てきたら弱火にし、サラダ油を含ませたティッシュで鉄板をふいていきます。油はティッシュがひたひたになるくらいの量を使うことをおすすめしますよ。
そしてひととおり油が引けたら火を止めて、鉄板から熱が取れるまで放置しておきます。
鉄板が冷めるあいだにテーブルセッティングやたこの準備などをすると、時間が効率的に使えますよ。
いざ実作・実演へ!
それではいざ焼いていきます!
鉄板をガスコンロにかけ中火で熱します。鉄板から煙が出てきたら火を弱火にもどし、油をひきます。油がなじんできたら、たこ焼きのタネを鉄板に注ぎます。最初はタネがくぼみから少しこぼれるくらい、具材を入れた後は鉄板のフチまでタネを入れることがポイントです。
油を馴染ませて、
タネを入れ、
タコ→天かす→紅ショウガの順番で具材を入れてタネを鉄板のフチまで追加し2分ほど待つ。
その2分の間に鉄板のフチにはみ出ているタネを、竹串を使ってたこが入っているくぼみの方に寄せていきましょう。そうすることでたこ焼きにボリュームが出ますよ。
ちなみに火は弱火のままでOKです!
2分たったらたこ焼きをひっくり返していきます。先ほどの2本の竹串を両手に持ち、たこ焼きのヘリをかき出すようにしてひっくり返していきます。
あらかじめ十分に鉄板を熱しているのでタネが鉄板にくっついてはがれないことはありません。思い切ってひっくり返してください!
ひっくり返したら1分ほど待ちます。その後何度かたこ焼きを鉄板の中でひっくり返して形を球形に整えつつ焼き上げていけば完成です!
実際に焼いてみて、注意しないといけないなと感じたことがあったのでお伝えしますね。
付属の鉄板で1回に作れる数は9個です。
つまり1個目と9個目をひっくり返す間にはそれ相応の時差があります。
たとえば1個ひっくり返すのに約5~6秒かかるとして、1個目と9個目の間にはおよそ1分の時間差が発生します。そのことを念頭に焼く作業をするときれいなたこ焼きができますよ!
また最初の返しの時はタネをランダムに返すのではなく、端から順番に返していくことで、時差の計算も簡単にできるようになります。
矢印の流れに沿って一方向に返していく。ほどなく焼がります!
そして、実食!
完成しました!
今回は以下の調味料を使って食べ比べしてみました。初めて使った鉄板でしたが、きれいに焼きあがることができました。
定番:ソース+マヨネーズ+かつおぶし+青のり
和風:しょうゆ+マヨネーズ+七味+かつおぶし+青のり
スパイシー:チリソース+マヨネーズ
定番の味付けはお店に近いくらいのものがありました。
付属のソースもほどよいコクと甘みがあり、もちろん外カリ中ふわのこれぞたこ焼!というものでしたよ。
大きめにカットしたタコもかみごたえがあり、満足度は高かったです。
和風味は七味がいいアクセントでした。
つけすぎると辛みしか感じられませんが、マヨネーズやしょうゆとの組みわせはぜひとも試してもらいたいです。
そしてスパイシー味。ハワイで購入したチリソースにマヨネーズの組み合わせも「あり」ですね。
マヨネーズを組み合わせることでチリソースの辛みがほどよくマイルドになり、この食べ方もおすすめです。
チリソースはご近所のスーパーで販売しているものでも十分おいしくいただけると思いますよ。
こちらは定番の味です。
今回は3つの味つけで食べてみたのですが、くくるのたこ焼きの素の粉の最大の特長は「だし」にあると思いました。
焼き上がりのたこ焼きからだしの味がしっかりと味わえ、それが調味料と合わさって幸せな気分にさせてくれます。
「粉もんの味はだしにあり」とあらためて感じさせてくれたたこ焼きの素です。
そしてまた近々リピート購入したいと思った商品でした。
おまけ:おすすめしたいことや試してみたこと
いつもたこ焼きをするときには実行しているのですが、ダイニングテーブルに新聞紙や町内の広報誌などで油飛び散り対策を施しています。テーブルの見栄えはいまいちなのですが、あとかたづけの効率がグンと上がります。
こちらはぜひとも実行をおすすめしたいです。
またたこ焼きはサラダ油で焼くのが一般的ですが、今回4人前中の最後の1人前分の油をオリーブオイルで試してみました。
まったく違和感なく食べることができましたので、自宅ではオリーブオイルしか使わない、というかたでもおいしくいただくことができますよ。
くくるのたこ焼の素、とてもおすすめです。ぜひお試しください!