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あなたが普段日本で電車やバスなどの公共交通機関を利用する際、どのように乗車されていますか?
電車なら乗るたびに現金で切符を購入し、バスなら料金箱に乗車賃を入れたり…いずれにせよ現金決済をされているのでしょうか?
それともSuicaやICOCA、TOICAやSUGOCA、Kitacaなど、いわゆる交通系ICカードを使って「ピッ!」とタッチ決済をされていますでしょうか?
もし後者の方法で電車やバスに乗っておられるのなら台湾旅行の際にはぜひとも悠遊カード(EASYCARD)を作って旅行を楽しんでください!
悠遊カード(EASYCARD)って何?
「いや~悠遊カードっていきなり言われても、それって何なの?」となりますよね。
もちろんそりゃそうです。
ひと言でいえばSuicaやICOCAのような交通系ICカードなのです。
これを一枚持っているだけでMRTや台鉄や市バス、はたまたコンビニやスーパーなどでも利用できる優れもののカードなのです。
こちらが悠遊カード。
Suicaなどと同じ大きさで手持ちのパスケースに入れられ、旅先で使えますよ!
台湾も日本同様、個人経営の食堂などでははまだまだ現金決済のお店が多いのですが、公共交通機関やコンビニなどではこのカード一枚で決済がすませられるなんて、とても便利でメリットを感じませんか?
さらに言うなら台北の地下を縦横無尽に走っている地下鉄(MRT)に悠遊カードを利用して乗車した場合、乗車の都度現金で切符を購入する場合と比べて乗車賃が2割もお得なんです!
便利に使えてしかも2割もお得!
加えて日本の交通系ICカードのようにコンビニなどでも使用できるとなれば使わない手はありませんね!
どうやって入手するの?
悠遊カードを入手するには主にふたつの方法があります。
ひとつはMRTの自動券売機での購入、もうひとつはコンビニでの購入です。
もしあなたが日本各地の空港から台北の桃園空港へ到着し、そのままMRTにて台北市内に行かれる場合はMRT桃園空港駅の自動券売機での購入をおすすめします。
なぜならそこで購入すると、そのカードを使用して台北駅まで行けるからです。
ちなみに悠遊カード購入費用として500元(カード代100元+チャージ代400元)が必要になります。
なぜなら桃園空港駅で新規に悠遊カードを購入する際のチャージ代金は400元と決まっているからです。
桃園空港-台北駅間で片道150元、往復で300元が必要になりますので最初の400元も理にはかなっていますよね。
またセブンイレブンなどのコンビニエンスストアでも気軽に購入できます。
コンビニにある悠遊カードはいろんなデザインのものがそろっていますよ。
台北市内に入ってから近くのコンビニで気に入ったデザインの悠遊カードを購入するのもありですよね。
台北市内は日本以上にコンビニがそこここで見られますので、カードを購入しそこでチャージを済ませるのもありでしょう。
使用方法は?
使い方はとても簡単。
さきほども言いましたが日本の電車やバス、コンビニなどで「ピッ!」とカード決済をしている習慣があれまったくば問題ありません。
下の写真の上がMRTの自動改札、下がバスの悠遊カードをタッチする機械です。
しいて言うなら日本よりも若干長めに「ピッ!」としていただければよろしいでしょう。
チャージ方法は?
入手した悠遊カードへのチャージはMRTの自動券売機にて行います。
とても簡単です!
①券売機の所定欄にカードを置く(下の写真の〇印)
②チャージメニューを選択後、チャージしたい金額を入金
③画面にてカードへの入金が確認されたら終了
なお、下の写真の赤〇印にありますように日本語による案内も選択できます。
ぜひ悠遊カードにチャレンジしてみてください。
こういったとこでも海外旅行の楽しみが味わえますよ!
悠遊カードのメリットとデメリット~まとめにかえて~
とはいえ、初めてのことなら悠遊カードを利用することが本当に自身にとって便利かどうか考えてしまいますよね。
そこでまとめにかえて悠遊カードのメリットとデメリットを挙げておきます。
これらを参考にしていただき、台湾で悠遊カード利用の検討をしていただければ幸いです。
メリット
・入手は比較的容易(MRTの自動券売機やコンビニエンスストア)
・日本のようにカードタッチで公共交通機関や買い物が可能になる
・MRTでは常に2割引きで乗車可能(台北-桃園空港間は不可)
・動物園などの入場も可能(チケット購入のために並ばなくてもよい)
デメリット
・磁気不良でロックがおきた場合はMRT各駅の営業所や窓口でロック解除をしてもらう必要がある
・駅のインフォメーションセンターで一度払い戻し手続きをするとそのカードは使用できなくなる
・カード内残金を確認する必要がある
以上が考えられるメリットとデメリットです。
ぼく自身に関して言いますと、メリットの方がデメリットよりずいぶんと大きく、これからも台湾旅行をする可能性が高いことから悠遊カードを持ち続けています。
これらを参考にしていただきつつあなたの台湾旅行が楽しくなれば幸いです!