本記事には広告が含まれています

桃園MRTトップ

東京から成田空港へ向かう場合、主な移動手段として電車と高速バスがあります。

同様に、台湾の桃園空港と台北駅を行き来できる手ごろな交通手段としても電車と高速バスがあげられます。

なかでも本日は飛行機で桃園空港に着陸してから台北駅へ電車で向かう方法を詳細にご紹介します。

初めての台湾旅行で桃園空港に降り立った方でも、こちらの方法なら簡単に台北駅まで移動できますよ!

桃園MRTの概要

今回桃園空港から台北駅までは桃園MRTを使って移動します。
エバー航空で桃園空港第2ターミナルに着いたぼくたちは、隣接する駅から台北駅までMRTの快速車両にて移動しました。
(エバー航空についての登場レポはこちら「エバー航空で台湾へ(成田~桃園)|機内食や機内の様子を搭乗レポート」)

ルートマップと時刻表

こちらがそのルートマップです。

路線図

成田空港と同じように桃園空港もターミナルに直結するMRTの駅(A12とA13)が設置されています。

またルートマップを見てもお分かりのように、それぞれの駅には番号が振られていますね。

A13(空港第2ターミナル駅)からA1(台北駅)まで快速を利用した場合停車する駅は4つ、40分弱で台北駅に到着します。

また6時から22時までは15分間隔で快速電車が走っていますから、始発駅に相当するA13は、1本待てばかなりの確率で座れます(実際ぼくたちもそうしました。快速も自由席です)。

時刻表

車内光景と設備など

車内は写真のような感じです、写真奥(出入り口わき)にはスーツケースが置けるスペースもあります。

車内

またスマートフォンの無線充電器が設置されていたり、無料WiFiが使えたりと設備も整っています。

充電器

そして何より車内がきれいなのがいいですね。
台北市内を走るMRTもそうなのですが、桃園MRTは車内飲食が禁止されていますのでご注意を!

乗車賃は?

桃園空港の第1、第2どちらのターミナルからでも台北駅までは150元で行くことができます。

日本と台湾の物価の違いがあるとはいえ、この料金は安くていいですね。
日本の京成スカイライナーですと日暮里-成田空港間で約2,400円かかりますから、およそ1/4の値段で台北駅まで向かえます。

ちなみにぼくたちは前回の台湾旅行時に購入した悠遊カードへあらたに500元分チャージをして改札をくぐりました。

なお台北市内のMRTは悠遊カードの使用すると運賃が常に2割引きなのですが、桃園MRTにはそのような割引はありません。

まとめ

あなたが初めて桃園空港に降り立ったとしても、MRTを使えば簡単に台北市内まで出られることがご理解いただければ幸いです。

桃園空港のそれぞれのターミナルからもMRTの駅は直結し、日本の電車の運行同様、台湾の電車は定刻で運行しています。

さらにつけ加えるなら東京の地下鉄よりもきれいです。

ただひとつ難点を言えば桃園MRTの台北駅と台鉄、高鐵、台北MRTのそれぞれの台北駅とは若干離れていることでしょう。

ただ、桃園MRTの台北駅には改札を出てすぐにタクシー乗り場があります。
ですから重たい荷物を引きずって台北市内のMRTを乗り換えてホテルに行くよりも、最初はタクシーでホテルに向かうことをおすすめします。

実際ぼくたちも19時ごろに台北駅に到着し、そのままタクシーに乗り込み宿泊先のサンワールドダイナスティホテル台北に向かいました(料金は200元ほどでした)。

とまれかくまれ、桃園MRTはとても便利で正確でお手頃です。
台湾の公共交通機関デビューとしても最適ですので、ぜひご利用してみてください!