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2019年10月31日、首里城が火災に見舞われたことはまだ記憶に新しいことでしょう。
その後首里城の再建に向けて迅速に動いており、2026年には正殿完成の予定でもあります。

先日の沖縄旅行にて、復興途中の首里城にを訪問してきたのであなたにレポートいたします。

誤解を恐れずに言うならば、復興中の首里城の様子をこのようにブログで記録にとどめておくことも後々貴重な資料になると思います。

それではさっそく訪問レポートに参ります。

首里城概要

住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
電話:098-886-2020

開園時間:
無料区域: 歓会門、木曳門、久慶門、継世門/8:30~18:00

有料区域: 奉神門・世誇殿・東のアザナ/9:00~17:30(入場券販売締切17:00)

入場料(一般):大人400円/中人 (高校生) 300円/小人 (小・中学生) 160円/ 6歳未満無料

20名以上の団体割引料金あり

首里城 訪問レポート

写真をもとにぼくたちがたどった実際のルートに沿って紹介してまいります。

定石通り、守礼門側入り口より首里場に向かいました。
下写真奥に見えるのが守礼門です。

守礼門側入り口

しばらく歩くと右手に首里社館(首里城公園レストセンター)があります。

こちらにはコインロッカーやお手洗いがありました。

レストセンター

レストセンター内

守礼門

守礼門

園比屋武御嶽石門(世界遺産)

園比屋武御嶽石門

歓会門

歓会門

瑞泉門

瑞泉門

漏刻門
このむこうに有料区域に入れる剣舞所があります。

漏刻門

広福門
広福門の裏手が券売所です。

広福門

券売所

クレジットカードも利用できます。

券売機

大龍柱補修展示室

券売機

系図座・用物座
こちらで呈茶サービスをうけられます。

系図座・用物座

奉神門
有料区域の改札をかねています。

奉神門

修復の様子をイラストで紹介していました。
壁の向こうの立入規制エリア内では、この流れに沿って順次修復が行われていることでしょう。

修復1

修復2

修復3

修復4

修復所

経路に沿って遺構も見学できます。

遺構1

世誇殿
こちらでは首里城の歴史を映像で見せていただけます。
クーラーもきいていてほっと一息(ソフトドリンクの自動販売機あり)

世誇殿

世誇殿に向かって右手には首里城復興展示室があります。
こちらでは数々の遺構をみることができます。

遺構2

遺構3

遺構4

パネル

いよいよ東のアザナへむかいます。
こちらにはぜひ行ってください。
素晴らしい景色を体感できますよ。

あざな経路

あざなの景色1

あざなの景色2

あざなの景色3

淑順門

淑順門

銭蔵

銭蔵

まとめ

戦後首里城の復興が始まったのは1989年10月でした(ちなみに首里城跡に琉球大学があったことも知りました)。

そして30年後の2019年1月、復興工事が完了します。

ここで「えっ?ちょっとまって!」とあなたは思われたかもしれませんね。

というのも2019年10月31日に首里城は火災で焼失しているのです。
つまり完全復興して間なしになくなったという次第なのです。

首里城内の「東のアザナ」から首里城全景を見渡した時、火災で焼失したことも納得できました。

なぜそう思ったのか。

それは城内の案内係のスタッフさんとお話させていただいた内容のためです。

以下その時の会話の要約になります。

首里城自体が「城」という性質上高台の上に建っている。
当然ながらまわりは城壁に囲まれ、かつ、門があって入口も狭く、入城できる場所が限られている。

つまり火災が発生しても消防車が火災現場までいって消火活動ができないこうぞうになっているのです。

さらに輪をかけて、城内の通路も敵の侵入対策のため入り組んでおり、消化ホースの延長にも時間がかかる。

よって火災を最小限にとどめることが難しかった。
という説明を受けました。

東のアザナから首里城全体を見回した時、いただいた説明にはっと膝をついた次第です。

城壁1

城壁2

城壁3

城壁4

やはりこういったことは現地を訪問して、地元の方とお話をさせていただいてこそ得られる内容だな、とあらためて実感できました。

今回は首里城での体験になりますが、こういったことこそ旅行の醍醐味だと心から感じられた次第です。

復興途中でしか味わえない首里城を訪問できるのも今だけです。
ぜひあなたも首里城にてこの体験をしてみてください。