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ちんすこう以外に琉球の伝統的なお菓子をご存じでしょうか?
恥ずかしながらぼくはまったく知りませんでした。
そしてもしあなたがぼくと同じようなステイタスのようでしたら、ぜひとも首里城に行ってみてください!
首里城の建造物「系図座・用物座」を内にて、ワンコインにて呈茶サービスが受けられるのです!
それではさっそくいただいた呈茶サービスについてレビューをしてまいります!
ちなみに呈茶と書いて「ていちゃ」と読みます。
首里城 呈茶サービス概要
場所:首里城の建造物「系図座・用物座」内
料金:500円
営業時間:9:00~17:30(LO17:00)
こちらの地図は「首里城公園」ウェブサイトよりお借りしたものを加工しました。
首里城の瑞泉門をくぐり、有料チケットを販売している広福門の背後に呈茶を提供してくださる「系図座・用物座」はあります。
目だった看板などはありません。
ですから「チケット売り場の背後」と覚えておくことをおすすめします。
訪問実食レビュー
訪問したのは15時過ぎ。
首里城をひと通り見学し終えたあと、照り返る日差しをよけるように「系図座・用物座」に入っていきました。
もちろんお目当ては呈茶サービスです。
こちらでいただける呈茶サービスは「花ぼうる」「くんぺん」「ちんすこう」「きっぱん」「冬瓜漬(とうがんづけ)」「糕菓子(こーぐゎーし/らくがん)」の6種の中から、季節ごとに4種のお菓子を味わえるもの。
もちろんさんぴん茶もつきます。
こちらがメニューです。
ちなみに呈茶とは「茶をたてて客に振る舞うこと。特に、正式な茶会ではなく、略式で茶を供すること」です。
たしかに店内は茶室など格式ばった雰囲気ではありません。
しかしおちついた店内でおいしいお茶菓子とお茶がいただけるのはうれしい限り。
文字通りプチ茶会ですね。
そしてこちらが呈茶サービスのセットになります。
さて訪問した日にいただいた琉球の伝統菓子は以下の4種でした。
これを説明書通り反時計回りに①くんぺん②ちんすこう③花ぼうる④冬瓜漬(とうがんづけ)の順でいただきました。
なるほど、甘みが順に増していき、それぞれの菓子とさんぴん茶との相性もいいですね!
中でもお気にいりは3番目にいただいた花ぼうるでした。
形も美しいですし、少し落雁のような感じもしてお茶ともよくあいましたよ。
妻は4番目の冬瓜漬がお気に入りだったようです。
お菓子をいただきながら先ほど見学してきた首里城についての所感などを夫婦で話しつつ、琉球の歴史の思いをはせることができたよい時間を過ごすことができたこともあわせてお伝えしておきます。
まとめ
先ほどもお伝えしましたが、呈茶サービスをふるまっていただける「系図座・用物座」は首里城見学の導線からははずれています。
わき目もふらずチケット売り場に一直線で行かれると、見落とす確率がとても大きくなります。
ですから「呈茶サービスの場所はチケット売り場の背後」と覚えておいてください。
わずかワンコイン(500円)でちんすこう以外の琉球の伝統的なお菓子を味わえ、かつ、琉球の歴史にも思いをはせることができる呈茶サービス。
首里城を訪れた際にはぜひ呈茶サービスも利用してみてください。
おすすめですよ!