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初詣や節分の豆まきのニュースで必ずと言っていいほど出てくる成田山新勝寺。
成田駅から新勝寺に続く表参道には多くのお店がひしめいています。
そのなかでも目立つお店が二種類あります。
ひとつは川豊や駿河屋などのうなぎ屋さん。
もうひとつは本日レポートする羊羹やぴーなっつ最中で有名な、なごみの米屋。
今回はタイトルにもありますようになごみの米屋が運営する羊羹資料館を紹介します。
なごみの米屋 羊羹資料館概要
住所:千葉県成田市上町500
電話:0476-22-2266
開館時間:10:00〜16:00
※1月1日〜1月3日は開館時間が9:00〜17:00
※展示替えの際のみ休館
※混雑時、入館制限あり
なごみの米屋 羊羹資料館訪問レポート
なごみの米屋総本店の裏手にある歴史を感じる2階建ての建物の1階には、定期的いれかわる企画展を中心に運営しております。
わが家が訪問した時には「成田の絵葉書展」と称して大正、昭和初期にかけて製作された絵葉書を中心にして、成田の移り変わりや当時の風俗を知ることができました。
成田国際空港ができる前、このあたりは宮内省が管轄する下総御料牧場(通称三里塚牧場)だったことも、こちらを訪問して初めて初めて知りました。
そして2階が常設展として羊羹のことが理解できるよう、様々な物が展示されています。
羊羹の歴史や創業以来の米屋の歴史、羊羹を作る道具類や年代ごとの商品パッケージ、創業者諸岡長蔵翁の愛用品なども当時のことを想像できるアイテムとして貴重です。
こちらの資料館にてねり羊羹とむし羊羹の違いや、機械化以前羊羹を作るためにはこれだけ数多くの道具が必要なことなどを初めて知ることができました。
普段何気なく食べているものでも、作り方などをあらためて知ると楽しくなりますね。
コロナ禍でなければ工場見学にもうかがいたいところです。
まとめ
恥ずかしながら羊羹資料館を訪問するまでは、その昔成田界隈にはたくさんの羊羹屋さんがあることなど、つゆほども知りませんでした。
その視点で成田参道を散策してみると米屋以外の羊羹屋さんも散見されます。
これぞ街歩きの醍醐味のひとつでもありますね。
これまでも視界には入っていたものの認識していなかった物事が、新しい知識を得ることでしっかりと確認することができる。
今回の場合でも羊羹の歴史を知ることで米屋の商品をより一層おいしくいただけたことが収穫でした。
成田山新勝寺へ参拝の際、米屋の羊羹資料館に立ち寄られることもおすすめしますよ。
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