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牛汁

石垣牛、宮古牛、山城牛、やんばる牛、琉牛王そして今回あなたに紹介したい伊江牛と沖縄には「おきなわ和牛」とよばれるブランド牛が全部で6種類あります。

中でも伊江牛は沖縄本島北部本部半島の北西方面にある伊江島で育った黒毛和牛をさし、日本で有名なブランド牛の素牛として生後6~12か月の子牛の間に出荷されています。
ですから飼育数も少なく「幻の牛」とも呼ばれているようです。

今回はそんな伊江牛をいただくために糸満へ行ってきたときのレポートをします!

伊江牛糸満直売所 店舗概要

住所:沖縄県糸満市西崎2-35-5
電話:098-996-2992
営業時間:10:00~19:30
定休日:水曜日
日曜営業
カード可
PayPay可

タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》



店舗外観

店内2

店内3

一般的なお肉屋さんのようにショウケースにお肉が並んでいるのではなく、壁際に配置された冷蔵庫の中からお客さんが伊江牛や沖縄県産の豚肉などをピックアップする購入スタイルですね。

冷蔵庫前に並んでいるテーブルで食事をいただきます。

店内1

店内4

実食レポート

メニューはこちら。
都合6種類です。

メニュー

すべてのメニューでお目当ての伊江牛が食べられ、そんな中からぼくたち夫婦がチョイスしたのが伊江牛牛汁定食(@820円)と伊江牛ステーキ丼定食(@920円)。
料金は税込みです。

まずは牛汁定食からレポートを!

牛汁定食全景

見てくださいこの潔さ!
ライスと牛汁の2トップで完結です。
奥の方に漬物ではなくなぜかハムが(実はこのハムがおいしいんです!)。笑

このメニュー構成をどこかで見たなと思ったら、そう、まるたまでいただいたみそ汁定食と同じですね(記事リンク)。

汁物をメインのおかずとしていただく形式が沖縄には根付いているようで、またそれがいちいち美味しいものですから感動が止まりませんよ。

今回いただいた牛汁も赤身肉に定評がある伊江牛の特長を十分にいただける逸品です。

何はさておきまずはスープをいただきます。

牛汁

赤身がかった色合いはスープの色としてはなかなかお目にかかりませんね。
スープをひと口飲むと濃厚な牛のだしが口いっぱいに広がります。
しかし味にしつこさもくさみもなく、するすると入っていきますよ。

そしてお肉。

肉アップ

赤身肉がごろごろと入っており、その食感はほろほろとしてうまみがありますね。
ホルモン系の部位も入っており、ホルモンが食わず嫌いの方にこ食べてもらいたいと思えるほどおいしいです。

もちろんごはん→牛汁・牛肉→ごはん→牛汁・牛肉の往復を繰り返したことは言うまでもありません。笑

沖縄そば同様途中からコーレーグースーを少々入れて味変を!

コーレーグース

コーレーグースーを入れることでスープの味にピリっと一本スジが通った感じになりますね。
牛肉のうまみと少しの辛みがいい具合にバランスが取れますよ。
入れすぎには注意してくださいね。

そしてフィニッシュは少し残しておいたごはんとお汁を合わせて雑炊風に!

雑炊風

牛肉も少し残しておくことがポイントです。
だしのうまみを吸い込んだ白米をラストにかきこめ、得も言われぬ至福感につつまれてしまいました。

 

そしてもうひとつのステーキ丼定食もいただきます。
こちらもどんぶりとスープ、そしてハムのメニュー構成。
どうやらハムは定食メニューのデフォルトのようですね。

ステーキ丼

この写真であなたにどこまで伝えられるかわかりませんが、白米の量が多いことはもとより、ご飯の上に伊江牛の角切りステーキ肉が牛汁同様ごろごろと乗っています!

どんぶりアップ

そしてこのお肉の柔らかいこと!

牛汁に入っていたほろほろの赤身肉とちがって、ほどよく焼かれた伊江牛は弾力がありつつ牛のうまみもしっかりと味わえ、赤身肉好きにはたまりません。

少し甘めに味付けされたタレでご飯もすすみ、食べすぎること確定です!

ステーキアップ

スープも牛のだしでとられているようですね。
牛汁とはまた異なったさっぱりしつつも味わい深いものでした。

スープ

まとめ

写真からも想像できますように今回オーダーした牛汁定食、ステーキ丼定食ともに量が多いです。
できれば事前に何も食べずにお店を訪問することをおすすめします。

ぼくたちも食後はお店から空港近くのアウトレット「あしびなー」までのおよそ2.5kmの距離を腹ごなしがてら歩いていきました。

途中、報得川の河口にかかる橋をわたりながら西側(進行方向左手)に大きく広がる東シナ海はとても美しく、散歩するにもいいところですね。

景色

とまれ、伊江牛直売所の定食メニューは量が多くても飽きることなく食べられるおすすめのお店です。

ぜひあなたも一度訪問してみてください。
おすすめですよ!