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ぼくたち夫婦は定期的に新宿から高速バスで仙石原の保養所へ行っています(「仙石原へ直行で便利!新宿から箱根行きの高速バスの使い方」の記事はこちら)。
バスは御殿場ICで東名高速を降りた後、御殿場駅を経由してから箱根山中に入っていきます。
御殿場ICから御殿場駅までバスはおもに御殿場箱根線を走るのですが、途中の東田中1丁目交差点に面して、今回推しに推したいレストラン「さわやか」があります。
高速バスを利用しはじめた最初のころは、お店の前を通ってもローカルのファミリーレストラン程度の認識しかなかったのですが、緑色の看板「炭焼きさわやか」を何度も何度も目にするうちにだんだんと気になってきました。
そしてネット検索をかけてびっくり!
ここまで評判の高いレストランだったなんて!
ということで先日の日曜日、実際にはどうなのかを体験するために行ってきました。
今回は受付から食事までの詳細なレビューをお届けいたします。
お店概要
炭焼きレストラン さわやか御殿場インター店
住所:〒412-0026 静岡県御殿場市東田中984-1
電話番号:0550-82-8855
営業時間:11:00~23:00(オーダーストップ 22:30)
※土・日・祝・特別営業日(年末年始・GW・お盆等)は10:45に開店
受付(発券)開始:10:00
※受付開始とは、店内入口の「順番待ち番号券」発券機より発券することです。
ランチメニュー 月~土 11:00~15:00
※日・祝・特別営業日(年末年始・GW・お盆等)はありません
定休日:12/31,1/1
各種クレジットカード使用可
ランチ時間に食べるために必ずしたいこと
さわやかはどこの店舗も人気のようですが、なかでも御殿場インター店はもっとも繁盛している店舗です。
ですので土日祝日のランチ時間(11時から13時くらい)にあわせてランチを食べたいと思われたなら、10時にはお店に行ってください!
なぜなら開店前の10時から整理券を発行するからです。
こちらがぼくたちがゲットした整理券。
10時少し前に並び始め10時過ぎに入手しました。
お店の裏手まで行列が伸びています。
整理券は自動発券されますが、係の方がとても丁寧に来店の目安時間を伝えてくれます。
もう、このホスピタリティだけでさわやかのファンになりそうな勢いです!
ちなみに整理券に印刷されているQRコードをスマホで読み取ると待ち時間や来店告知などをしてくれます(写真は来店をうながすメッセージ)。
さて実際に店舗にうかがったのは11時40分過ぎ。
整理券を入手してから90分後でした。
それまでは近くのコメダ珈琲でお茶をしていました。
いよいよ入店!
さて、いよいよ入店です!
すでに1巡目のお客さんたちでお店は満席です。
入口の扉を開けた瞬間、炭火で焼かれているお肉のいいにおいが鼻をくすぐります。
レジうしろにお肉を焼く調理場が客席からも見えるようにあり、期待がいや増しますよ。
待っている間に食べたいメニューを決め、入店から10分後の11時50分過ぎに席に案内してくれました。
厳密ではなさそうですが、さわやかのスタッフさんはテーブル担当制をしいているように見受けられました。
まるでハワイのレストランのようですね(「ハワイのレストランで注意したいこと②|料理を注文する時のルール」の記事はこちら)。
ぼくたちの担当は20代の男性スタッフでした。
気は優しくて力持ちといった感じの方です。
ぼくたち夫婦も初めてのさわやかだったので彼にはいろいろ質問をさせていただきました(のちほど本編最後の補足説明欄でご紹介)。
げんこつハンバーグ実食レビュー
ぼくたちはいつもお互いのメニューがかぶらないようにオーダーをするのですが、この日ばかりはふたりともお店一押しのげんこつハンバーグです。
たまたま「げんこつ おにぎりフェア」というキャンペーンもやっていたようで、オーダーしたメニューはこちらのげんこつ倶楽部(@1,188円税込み・以下同)にしました。
メインのハンバーグの他、季節の野菜スープ、ライス(またはパン)、カンパイドリンクのセットでこの値段です!
ちなみに通常メニューですとげんこつハンバーグが1,080円。
おにぎりハンバーグは972円です。
げんこつとおにぎり量の違いでわけられており、げんこつが250g、おにぎりは200gです。
それにライスやドリンク、サラダやスープなどがまとめてオーダーできるセットメニューが453円から669円の範囲内で選べますから、1,500円あれば名物のハンバーグがセットで十分に楽しめます。
さて、今回オーダーのげんこつ倶楽部に話を戻しましょう。
まずはドリンクから。
先ほどの男性がドリンク(今回はウーロン茶とぶどうソーダ)を持ってきてくれました。
彼のかけ声で「カンパイ」です!
そしてスープ。
野菜ブイヨンが効いたやさしい味ですね。定番のにんじん、たまねぎ、白ネギのほか茎わかめも入っていました。わかめのこりこり感がいいですね。
さあ、いよいよげんこつハンバーグの登場です。
鉄板からジュージューと音を立てたこぶし大のハンバーグがやってきました!
あらかじめテーブルに敷かれたペーパーを脂の跳ねよけに立てたむこうか撮影です。
ここは写真と動画でしずる感を堪能してください!
専用のフォークとナイフでスタッフさんに手際よく2等分されたハンバーグは、アツアツの鉄板の上でこれでもかというくらい焼きを入れられます。
その後ソースをかけて準備完了。
ソースの跳ねがおさまったらいよいよいただきます!
スタッフの彼が使っていたナイフもそうだったのですが、ぼくたちが食べるときに使用するナイフも通常のハンバーグで見られるようなものではありません。
なんだかやけにごつくて攻撃的です。
このナイフには最初から少し違和感をもっていたのですが、いざハンバーグにあててみると200%納得!
肉の弾力が半端ないです。通常のナイフではこのハンバーグは決してきれいに切れない。
どちらかというとさわやかのハンバーグはステーキに限りなく近いですよ。
しかも中心部はレアなんです。
牛肉100%だからこそなせるわざですね。
こちらがカットした断面。
このレア感がたまりません。
ソースはオニオンソース、デミグラスソースの2種類から選べますが、ぼくたちはスタッフさんにお願いして両方いただきました。
そしていよいよ実食。まずはオニオンソースの方からいただきます。
カットしたものをひと口いれただけだあふれる肉汁と牛肉のうま味が口の中で踊ります。
これ、ハンバーグじゃないです。
正確に言うとこれまでのハンバーグの概念がうちこわされます。
デミグラスソースも続いて食べたのですが、こちらもうまい!
が、ぼくも他にたがわず人気No1のオニオンソースがいいですね。
たまねぎの甘みとソース自体の酸味が肉の旨味にみちているハンバーグに絶妙な中和作用をほどこします。
脂っこくなりそうなところをさっぱり味の方にややひきもどすソースの効果が抜群ですね。
オニオンソースです。
通常、ハンバーグの黄金比は牛ひき肉:豚ひき肉=7:3と言われていますが、さわやかのハンバーグは牛肉100%。しかも中心部がレアでも食べられます。
牛肉100%のハンバーグはほかの店でも提供しているかもしれませんが、ここまでレア感を強調しているものは見たことがありません。
後日妻とも話したのですが、二郎や中本がラーメン界で独特のポジションを確立しているように、さわやかもハンバーグ界にて確固たる地位をもっていますね。
いやそれ以上に「ハンバーグとはさわやかかそれ以外か」と言い切ってもいいくらいです。
それくらいうまい!
もう、ひと口にしてさわやかのファンになってしまいました。
東京にないのが本当に惜しい。
これから箱根に来るたびに立ち寄りたいマスト店にさてていただきます!
そしてハンバーグのスタンダードがさわやかのげんこつハンバーグになっている地元の方々がうらやましいなと心底思いました。
と同時に、さわやかのハンバーグがスタンダードになっている方が他のところでハンバーグを食べると「これはハンバーグじゃない!」と、逆の衝撃を受けられるのではという想像までしてしまいました。
とにもかくにも、さやわかのハンバーグはさわやかでしか味わえない唯一無二のメニューです。
もしあなたが未体験なら、機会を見つけてぜひぜひおためしください。
品質維持のため静岡県エリアにしか店舗展開をされていないようですが、足をのばして食べに行く価値は十二分にあります!
補足説明
パンがおいしいとも聞いていたのでお店のスタッフさんにうかがったところ、パンのお持ち帰りはOKでした。
ハンバーグ類はハンバーガーを含めさすがにNGでしたね。
ハンバーガーのテイクアウトを目論んでいたのですが、残念。
ちなみにげんこつハンバーグには、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリ、じゃがいもと計4種のつけあわせがついています。そしていずれもていねいに調理されています。
つまり、一般的なファミレスにありがちな間に合わせ感がまったくなく、野菜の優しさも味わうことができますよ。
こんなところもさわやかが多くの方に受ける理由かなとも思いました。
また卓上の調味料にはスパイシーなテイストも味わえるようハバネロソースもあります。
とまれ何度も言ってしまいますが、さわやかのげんこつハンバーグはぜひぜひ食べてみてください!!