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角煮トップ

沖縄に旅行して以降、ぼくたち夫婦は普段の食生活でも沖縄ブームが続いています。
そのひとつが今回ご紹介する豚の角煮。

できあがりをそのままおかずの一皿にしてもよし、そばのつけダレの具材や丼のトッピングにも使える守備範囲の広い料理です。

今回はぼくがメイン調理を担当しました。

圧力鍋があればとても簡単にできますので、ぜひチャレンジてみてください!

材料

豚バラブロック:1パック(900g)
軟骨つき豚バラ肉:1パック(400g・20ピース)
しょうが:スライス4枚(皮付きのままでOK)
長ネギ:1本(白い部分は5cm長に切る、青い部分は何か所か折る)
ゆでたまご:4個

(調味料A)
水:600cc
酒:200cc
みりん:200cc
しょうゆ:200cc
砂糖:大さじ3(今回はブロック状の沖縄の黒砂糖を使用)

今回主な材料写真は以下になります。

豚バラブロック肉

材料1

軟骨つき豚バラ肉

材料2

長ネギとしょうが
しょうがは切れ込みを入れておくとよいです。

材料3

ゆでたまご

材料4

作り方

①熱したフライパンに油を少々ひき、お肉を焼きつける。
豚バラブロックはそのまま焼きつけることをおすすめします(熱で肉が縮むため、熱を入れた後に食べやすい大きさに切った方がいいです)。

今回は量が多いので豚バラブロック肉と軟骨バラ肉を別々に焼きつけました。
ブロック肉は脂が出る皮面から焼きつけるのがポイントです。

手順1-1

四面にしっかりと焼き色をつけます。

手順1-2

ブロック肉から出た脂で軟骨バラ肉も焼きつけます。

手順1-3

 

②行程①で程よく焼きつけられた肉を一度取り出し、油をぬぐったフライパンに水を入れ、肉を戻して下ゆでする(15分)。水は豚肉がかぶるくらいたっぷりと入れる(こちらで使用する水はレシピの分量外)。

手順2

 

③下ゆでを終えた②の肉を水で洗った後(余分な汚れやくさみを取りのぞくため)、キッチンペーパーで肉についた水分を取る。
その後、豚バラブロック肉は食べやすい大きさに切る。

肉を洗って、

手順3-1

キッチンペーパーでふき取り、

手順3-2

豚バラブロック肉は切り分ける。

手順3-3

 

④行程③で豚肉を下ゆでしている間に、圧力鍋に折り曲げた長ネギの青い部分と生姜スライス(どちらも臭み消し用)、長ネギの白い部分を入れておく。

手順4

 

⑤行程④の圧力鍋に③で下処理を終えた肉、調味料Aを入れ、圧力鍋のふたを閉めて強火にかけ、圧力鍋の設定を弱(圧力が弱い方)にする。

鍋に肉を入れ、

手順5-1

水をさし

手順5-2

酒を加え、

手順5-6

みりんも足し、

手順5-3

しょうゆも入れ、

手順5-4

砂糖も入れて、

手順5-5

圧力鍋のふたをしっかりとしたら強火にかける。
設定圧力は今回弱にしました。

手順5-8

⑥圧力鍋のピンが出きったら火を弱火にして35分煮る。

⑦35分後に火を切り、ピンが確実に下がるまで自然放置する。

⑧行程⑦の圧力鍋のふたを開け、ゆで卵を入れ数時間放置する。

煮あがりはこんな感じです。

手順8-1

ここにゆでたまごを入れてふたをして数時間放置。

手順8-2

 

⑨数時間ねかしてから食べる前に再度鍋をあたためた後(圧力はかけない)、もりつけて完成!
たまごもいい色になっています。

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注意点と補足

肉について

今回は豚バラブロック肉と豚バラ軟骨肉の2種類を同時に調理しました。
もちろんどちらか1種類で調理していただいたもかまいません。
また、肉の分量に応じて調味料の量も増減してください。

なおこちらのレシピではコリコリした食感の軟骨が食べられます。
もしあなたがとろとろした軟骨が好みの場合、上記レシピで35分間圧力をかけ自然放置したあと、豚バラ肉だけ取り出し再度鍋に火を入れ圧力をかけてください。

たまごについて

ゆで卵を豚バラ肉とともに入れて圧力をかける調理法もあります。
しかし今回たまごは最後に漬け込む方法を採用しました。
過度に熱を入れ黄身をカチカチににしたくなかったからです。
角煮を作った後の鍋に漬け込むだけでもたまごに味は十分にしみこみます。
こちらの方法もおすすめですよ。

たまご

調味料について

ぼくが使用した圧力鍋では調味料は今回の分量で適量でした。
が、鍋の大きさによっては分量が変わる可能性もあります。
あなたが使用する圧力鍋にあわせて分量を調節してください。

その際、ポイントが3点あります。

  • 煮込む際、お肉がひたひたに煮汁につかっていること
  • 水と酒などその他の液体調味料の割合を3:1にすること
  • 砂糖の分量も水の量やほしい甘みにあわせて調整すること

圧力鍋について

今回使用した圧力鍋は圧力が2段階に調整できるものでした。
お手持ちの圧力鍋がどのような設定段階になっているか、今一度確認後使用してください。

食べごろについて

煮物料理では火を止めて冷めていく途中に具材に味がしみこみます。
角煮も文字通り煮物料理。
ですからできたてを食べるより、数時間寝かしてから再度火を入れた後に食べることをおすすめします。

食べかたについて

もちろんそのままおかずの一品としていただけますが、ぼくたち夫婦は以下の写真のようにもいただきました。

角煮ざるうどん

麺つゆを適量のお湯でわり、そこに角煮の煮汁をたしてつけダレをつくる。
具材は今回作った角煮をふんだんに。
ゆでたうどんを水でしめていただきます!

角煮ざるうどん

角煮丼

ごはんをお好みの量の角煮の煮汁であえ、その上にゆでキャベツ、角煮をのせて完成!
高菜を添えていただきました。
お好みで和からしをつけて食べてもおいしいですよ。

角煮丼

沖縄そば

そしてお取り寄せした沖縄そばのトッピングにしても食べました。

完成

いずれもおすすめの食べ方です!