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初訪問から定期的に通い続け、20年以上の月日が経過しました。
が、いまだ色あせることなくコスパも味も高レベルをキープし続けているおすすめのお寿司屋さんを本日はご紹介します。
場所は池袋東口。サンシャイン60からもほど近い一角にある「幸(こう)ちゃん寿司」。
改装前は「人世横丁」のならびにて長年お店を構えていたのですが、10年ほど前の「人世横丁」の再開発後も「人世横町」と記されたビルの2階にて引き続き営業をしています。
本日はそんな歴史をもつおすすめのお寿司屋さんのご紹介です。
幸ちゃん寿司概要
住所:東京都豊島区東池袋1-23-8 東池袋ISKビル2F
電話:03-3983-2039
営業時間:[月~金]17:00〜23:00 [土]16:00~22:00
日・祝定休日
各種クレジットカード使用可
テーブル席のみ予約が可能です(ただし3名以上)。カウンター席は先着順。
お店の様子と価格設定
この日は大学時代の友人と近況報告をかねた食事にきました。
定期開催しているこの会は、場所は決まっていつもこちらの幸ちゃんです。
集合時間の18時少し前にお店に到着したものの、カウンター席が満席で20分ほど待つことに。
人気店の週末ということもあってじっと待ちます(階段をあがったところにウェイティング用のイスも数脚並んでいます)。
写真右下がイス
これから実食レポートを始めるにあたり、あなたに先にお伝えしておきたいことがひとつあります。
幸ちゃんのお寿司には値札がありません。
回らないし、値札もない。
えっ?
それってとてもお高いんじゃないの?
と思ったかもしれませんが、そんなことはありません(最後にお会計をお見せしますね)。
いやむしろ、これから紹介するネタの数々をみた後ですと、値段が安いと感じるでしょう。
もう少し正確に言いますと、ビールをはじめとするドリンクや焼き物などのサイドメニュー、お刺身盛り合わせやおまかせ握りなどはメニューに値段が記載されています。
が、メインである寿司のネタ一貫ごとの値段の記載はメニューやお店のどこをみわたしてもありません。
カウンターに座ると、目の前のネタのガラスケースをみたり壁にかかっているネタ一覧を見たり、職人さんにおすすめを訊いて決めるだけです。
でもご安心ください!
友人とぼくはいつも食べたいものを食べたいだけいただくのですが、お会計の値段にいつも驚いています。
ちなみに板場の職人さんもとても気さくで、こちらの質問には気前よく応えてくれますよ。
こちらが値段のついているメニュー。
幸ちゃん寿司 実食レポート
値札のついていないお寿司をこれから紹介することもあって、今回はこの日に注文したものを先にすべてお知らせします。
お通し(たけのこ煮+なす田楽)
生ビール×3
日本酒(日高見)×1
オーダー刺身(中トロ、生たこ、石垣貝)2人前
あら汁×1
あおさ汁×1
以下お寿司(各々が食べたいものを注文)
いわし×2
中トロ×2
赤貝×1
えんがわ×2
づけまぐろ×1
穴子(塩)×1
うに×1
子持ち昆布しょうゆ漬け×2
鯛の皮×2
山ごぼう巻×1
結構食べてますね。
それでは以下写真とともに詳しく紹介していきます。
お通し(たけのこ煮+なす田楽)
幸ちゃんのお通しはいつ行ってもセンスよく、これだけで最初のビールが飲めちゃうくらいです。
今日はこの会の後に仕事もあったので、アルコールはひかえめにしました。
ビールと日本酒
とりあえずビールの後、ぼくは日本酒で。辛口の日高見とお魚の相性は抜群ですね!
お刺身
いつもの中トロと生たこは入れてもらっています。
石垣貝は板さんのおすすめで。
脂のひかえめな厚切りの中トロ、塩コショウをつけていただく弾力感抜群の生たこ、磯の風味がふんわりとかおり、しゃくしゃくとした食感の石垣貝、どれも文句なしです!
そして盛りつけも美しい!
さてさて、ここからが値段のついていないお寿司の紹介です。
淡泊なネタから濃厚なものへと順に食べていくのがお寿司を食べる際のルールとは聞きますが、ぼくたちは食べたいものを食べたいように食べています。
ってことで、板さんもおすすめのいわしから
しょうが醤油でいただきます。
今年初のいわし。自宅で食べる煮つけもとてもおいしいですが、生のいわしもたまりませんね。
ほどよく脂ものっており、食べた後に日高見をひと口含むと二度おいしいです。
中トロ
いつもお刺身で食べた後、にぎりでもいただきます。
赤からピンクへネタのグラデーションもみごとな中トロはシャリとのバランスも最高です。
赤貝
こちらは友人のオーダー。
こりこり感がたまらないようですね。
えんがわ
こりこり第二段。人気でネタ切れになることも多い一品ですが、この日は運よくめぐり会えました!
づけまぐろ
こちらはぼくがオーダー。
醤油づけされてねっとり感が出たまぐろはうま味がましますね。
ぜひ食べてほしい一貫です。
穴子(塩)
オーダーが通ってから焼き方さんがウラであぶってくれます。
肉厚ほろほろの穴子をひと口でペロッといただきました。
うに
こちらは友人のオーダー。軍艦の上でもりもり盛られてますね。
子持ち昆布しょうゆ漬け
しょうゆ漬けされたものがめずらしくあったのですかさずオーダーです。
プチプチコリコリとした歯ごたえがたまりません。
鯛の皮
こちらは知る人ぞ知る裏メニュー。
食べたい方は直接板さんにご確認を。
バーナーであぶった皮はうま味抜群ですよ。
あら汁(写真上)とあおさ汁(写真下)
〆には欠かせないお椀もの。
初めての方はあら汁をおすすめします。お好みで七味を入れて。
磯感も味わえる一杯です。
山ごぼう巻
お椀ものといただいた〆の巻物。
シャリの上に大葉をしき、山ごぼうをのっけて白ごまをちらした巻物です。
大葉とごぼうのマッチングがたまりませんね。
〆にこれを食べると満足感も倍増します。
以上が今回いただいたメニューの全部になります。
どれも新鮮でうま味があり、あたりネタばかりのお寿司屋さんです。
で、これだけ食べていったいいくらだろう…って思ってしまいますよね。
お会計
これだけいただいてお会計はずばり14,800円。
ひとり7,400円です。
いただいた内容とてらしあわせると正直安いですよね。
チェーン系の居酒屋での宴会に2回参加する予算よりもお得ですよね。
いつも行くたびにこれくらいのものをいただいているのですが、値段もだいたいこんな感じです。
結果的にひとり7,000~8,000円くらいでおさまります。
このように幸ちゃん寿司は池袋エリアにおいて味と値段の総合評価でトップだと思っています。
満足度が本当に高い。
また、ちょっとした仲間の集まりや会社の食事会などにも利用できますので、知っていて得するお店でもあります(テーブル席は3名以上で予約可能です!)。
あなたも池袋界隈でお寿司が食べたくなったり、大切な食事の席を設ける必要が出た場合は幸ちゃん寿司をぜひ思い出してください!