本記事には広告が含まれています

カバン博物館トップ

エースといえば日本を代表するバッグメーカーです。

スーツケースのプロテカシリーズやハリバートン、ビジネスバッグでは社名をブランド化したace.、女性向けのKanana project、また、オロビアンコやマッキントッシュフィロソフィーなども取り扱っています。

最近ではビジネスリュックが注目されていますね。


そんなエース社が運営する施設で、世界中のカバンが一度に見られるのをご存じですか?

先日、浅草散策をかねて「世界のカバン博物館」を訪問してきましたのでレポートします。

世界のカバン博物館 概要

住所:東京都台東区駒形1-8-10 エース株式会社 東京店
電話:03-3847-5680
開館時間:10:00~16:30
休館日:日・祝(年末年始および不定休あり)/土曜日が祝日の場合も会館
料金:無料

タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》



1階で受付を済ませて右手エレベータにて7階に上がります。

店舗外観

フロア案内

こちらが7Fにある世界のカバン博物館の入り口です。

入り口

入ってすぐ目の前にカバンの素材見本が壁一面に掲げられています。
まずはこの演出のみごとさに圧倒されます!

世界のカバン博物館 訪問レビュー

先に結論から申し上げますと、2度3度と訪問したくなるほどおもしろくてためになる施設です!
カバン好きはもとより、ファッションや雑貨好きの方ならたまらない博物館だと思いました。

またカバンの歴史が学べるという意味においても、歴史好きにもおすすめです。
世界約50か国から希少性の高いコレクションを一堂に見られるなんて、ぼくも訪問して驚きでした。

しかも大陸別、事態別にわかりやすく陳列してくれていますから、その土地ごとの特色やデザインや素材の変遷なども手に取るように理解でき、理解できるから楽しく感じます。

結論としては以上なのですが、まずは7階入り口から順番に見てまいりましょう。

 

まずはカバンの歴史を学べます。
こちらは年表形式になっており、時代の移り変わりやその時代や土地を代表するカバンの紹介がなされております。

ですから古代から現代までざっとカバンの流れがわかりますね。

歴史1

歴史2

歴史3

その向かいには「カバンのひみつ」コーナーがあり。スーツケースやビジネスバッグができるまでの工程映像を通してつぶさにカバンづくり技術が見られます。また、かばんについての「えっ、そうだったの!」といった情報も得られるような仕掛けがあります。

ひみつ1

ひみつ2

ひみつ3

ひみつ4

そしていよいよ世界のカバンコレクションへ。

世界中から集められた550点余の収蔵品から、その都度コレクションをセレクトして陳列してくれているようです。

コレクション1

ぼくたちが行ったときの様子を写真でレポートします。

ヨーロッパ

ヨーロッパ1

ヨーロッパ2

ヨーロッパ3

ヨーロッパ4

アジア・アフリカ

アジア1

アジア2

アジア アフリカ

南北アメリカ

アメリカ1

アメリカ2

アメリカ3

アメリカ5

南アメリカ

大陸のコレクションをめぐるなかで特に印象に残ったのがこちらのカバンです。

ロエベボストン

高級ブランドロエベ社のボストンバッグ。
シマウマの皮で作っています。

なめし方がすばらしく、古さを全く感じさせません。
いまでも現役で使える感じがします。

ボーリング

ボーリングの球専用のバッグです。
こういったものもあるんですね!
言われてみればプロボーラーならマイボールをこういうふうに運んでいても当然ですね。

日本

日本だけコーナーもありました。

なかでも西園寺公望公の所蔵品は圧巻でした!

西園寺1

西園寺2

また1960年代後半からはやったマディソンスクエアガーデンのナイロンバッグを見た時には「なつかしい!」と声を上げることに。

マディソン

ぼくの上の世代のみなさんが誰でも持っていたことを覚えています(今思えば偽物もあったでしょう)。

日本のコーナーを抜けるとエース社が著名人に提供したバッグ類や著名時間から寄贈された品々が陳列されています。

有名人1

ジャイアンツの長嶋監督やアントニオ猪木さん、フィギュアスケートの羽生結弦選手が使用していたものもありましたので、ファンにはたまらないでしょう。

有名人2

有名人3

そして博物館の最後はグッドデザイン賞を受賞した自社商品の数々も展示しています。

こうやって見ると古さを感じませんね。

絶対的に実用性を加味しなければいけないデザインには普遍的なものがあるのでしょう。

グッドデザイン1

グッドデザイン2

グッドデザイン3

グッドデザイン4

 

8階には創業者の新川柳作紙の歴史と会社の変遷を年表形式で学習することができます。

こちらも創業者自慢ではなく、創業者が純粋にカバンにかける情熱を感じることができるよい展示だと思いました。

新川0

新川1

新川3

新川4

また8階は飲料の自販機もあり、隅田川を眺めながら休憩ができるのもナイスなポイントですね!

ラウンジ

浅草でのゆったり休めるきれいな無料休憩ポイントをひとつ増やすことができました。

まとめ

先ほどもお伝えしましたがこの施設が無料で体験できるなんてすばらしいです!

今回はこちらの博物館訪問をメイン散策のひとつとしていたので2時間くらい滞在しました。

もちろんふらりと立ち寄ることも可能です。

カバンにまつわる歴史を単なる文字情報としてだけでなく、世界各国、各時代の実物を目の前にしながら楽しむことができるので、再訪、再再訪したい施設だな、と心の底から思えました。

そして今度スーツケースを買い替えるときはProtecaシリーズをぜひ購入したいと思いながら施設を後にしたこともあわせてお伝えしておきます。

それくらいカバンにかける思いが直接感じられる博物館です。

ぜひ一度訪問してみてください!

おすすめですよ!!